ガラスの値段が変動する要素を解説!業者によっても費用相場は変わる

ガラスの値段が変動する要素を解説!業者によっても費用相場は変わる

家の窓ガラスを交換したいのだけど、費用がどれくらいかかるのかはっきりとわからなくて不安だという人は多いでしょう。ガラス交換の費用は一般的には、約2万円~3万円程度といわれています。

ただ、ガラスの値段は大きさや厚み、種類などが組み合わさって決まります。交換する箇所や施主の要望によって費用は数万円という単位で変動するため、一概に「○○円でできる」といい切ることは難しいのです。そのため窓ガラスを交換する際にかかる費用を確認するには、ガラス業者に相談して見積りを作成してもらうのがもっとも正確な方法です。

また、ガラスの交換をおこなう業者によっても、それぞれ設定している料金が異なります。いくつかの業者から見積りを取って費用やサービス内容を比較検討し、よい業者をみきわめることが、ガラス交換費用の節約につながるでしょう。このコラムでは、ガラスの種類と交換する費用、よい業者をみきわめる方法を解説します。

まずは見積りを!サイズや種類によって窓ガラスの値段は変わる

ガラス業者にガラス交換を依頼した場合の費用は、「ガラスの値段+施工費+その他の費用」で計算されます。どのようなガラスに交換するのかによってガラスの値段が変わり、全体の費用が変動するのです。ガラスの値段が決まる要素は、「サイズ」「厚み」「種類」です。それぞれ、くわしくみていきましょう。

ガラスは大きくて分厚いほど高額

ガラスは大きくて分厚いほど高額

ガラスの値段は、「縦幅×横幅×厚み」で決まります。縦幅と横幅はだいたいわかりますが、自宅の窓ガラスの厚みを把握している人はなかなかいないでしょう。これが、ガラスの値段をわかりづらくしている大きな原因です。

たとえば面積のサイズが2倍大きなガラスは、単純に値段も2倍というわけではありません。大きなガラスは強度を保つために、厚みも分厚くする必要があります。つまりサイズが2倍大きなガラスの値段は、厚みが加わることで3倍や4倍にもなるのです。

ガラスの値段は薄いほど安くなりますが、好きなだけ薄くできるわけではありません。設置する場所に適合するサイズや厚みのものを選ぶ必要があります。そして、場所によってサイズや厚みは千差万別でしょう。このように状況によって値段に幅があるので、ガラスの値段を把握するのは難しいのです。

一般的な住宅の窓ガラスの厚みは、3mm~6mm程度であることが多いです。業者のサイトなどにはサイズや厚みごとの料金表が記載されていることもありますので、これを参考にチェックしてみると実際の費用がイメージしやすいでしょう。より正確に知りたいのであれば、業者に現場を確認してもらうのが1番です。

高機能なガラスは高額

割れにくい強化ガラスや断熱性に優れた複層ガラスなど、ガラスにはさまざまな種類があります。こうした通常よりも高い機能性をもったガラスは開発や製造にコストがかかっているため、値段も高額であることが多いです。

ただ、断熱性に優れた窓ガラスにすれば冷暖房の費用を抑え、結果として節約になるといった見方もできるでしょう。ガラスの値段だけでなく、なんのためにガラスを交換したいのかという目的も考慮に入れ、最適なガラスの種類を選ぶことが大切です。

ガラスの種類と交換費用の相場

ガラスの種類ごとの、業者に交換してもらう場合の費用相場をご紹介します。以下の金額は、ガラスのサイズが90cm×90cm、厚みが3mm~6mm程度の場合の相場です。これはあくまで参考として、実際の費用は業者に相談して見積りを作成してもらって確認しましょう。ガラスの種類ごとの特徴については、次の項目でくわしく解説します。

【種類別ガラス交換費用の相場】
(90cm×90cmの場合)
フロートガラス 8,000円~17,000円程度
型板ガラス 8,000円~17,000円程度
くもりガラス 14,000円~18,000円程度
網入りガラス 17,000円~25,000円程度
強化ガラス 20,000円~50,000円程度
合わせガラス 20,000円~70,000円程度
複層ガラス 30,000円~100,000円程度

ガラスの種類と交換するメリット・デメリット

できるだけ安い種類のガラスを選びたいところですが、交換する場所や目的にふさわしくない種類を選んでしまっては、せっかく交換しても問題を解消できないことになります。ガラスの種類ごとのメリットやデメリットを理解することで、最適なガラスを選択できるでしょう。ガラスの種類ごとの特徴を、それぞれ解説します。

費用面重視なら「フロートガラス」

フロートガラスは、もっとも一般的な透明のガラスです。ほかのさまざまなガラスの基本となるガラスで、加工が少ない分ガラス自体の値段が安くなっています。そのため、もっとも安い費用で交換できるガラスです。

サイズや厚みの種類も多く生産されているので、家の窓に適合するガラスを業者がもっている確率が高いです。そのため、ガラスが割れてしまったときなどにはフロートガラスを選べば、素早く交換してもらうことができるでしょう。

柔らかい雰囲気の「くもりガラス」

柔らかい雰囲気の「くもりガラス」

ガラスの表面をザラザラに加工し、半透明にしたのがくもりガラスで、すりガラスともいいます。採光を確保しながら外からの視線を遮ることができるので、プライバシーを守りたい場所の窓に適しています。

光を通すとガラス全体がぼんやりと光って上品で柔らかな印象になるので、室内のガラス戸や仕切り、棚板やテーブルの天板として使われることも多いです。水に濡れると透けてしまう特徴があるので、お風呂の窓にはあまり向いていません。

汚れやすい場所の目隠しには「型板ガラス」

ガラス表面にデコボコの模様をつけ、光の乱反射を利用して内側を見えにくくしたガラスです。くもりガラスと同様に目隠しの役割で使われますが、モザイクのようにぼやけるだけなのでくもりガラスよりは内側が見えやすいといえます。

一方型板ガラスは、表面に細かい傷がついているくもりガラスよりも掃除がしやすいというメリットがあります。そのため汚れがつきやすいキッチンなどの窓には型板ガラスが向いているでしょう。また、値段がフロートガラスと変わらないくらい安価なのも大きなメリットです。

割れた際の被害を抑える「網入りガラス」

割れた際の被害を抑える「網入りガラス」

ガラスの内側に金属製の網を埋め込んであるのが網入りガラスです。網があることで、ガラスが割れてしまった際に破片が飛散するのを防ぐことができます。飛び散った破片でケガをするリスクを避けられるほか、ガラスに開く穴が小さく済むことで、火災時に炎が広がるのを抑制する効果が期待できるのです。

網が見えるので見栄えが少し悪いのと、網が熱によって膨張してガラスにひびが入る「熱割れ」を起こしやすいのがデメリットです。また、場所によっては防火のために網入りガラスの設置が義務づけられている場合もありますので、よく確認してから交換しましょう。

割れる危険性が高い場所には「強化ガラス」

フロートガラスを加工し、強度を3倍~4倍ほどに高めたガラスです。風圧や荷重に強いというだけでなく、割れた際には粉々に砕け散るという特徴があります。通常のガラスの破片は鋭利で、踏んだり上から落ちてきたりするとケガをしてしまうこともあります。

強化ガラスの場合は破片が通常のガラスほどとがっておらず、ひとつひとつの破片も小さいのでケガをするリスクが少ないのです。天窓や出入りの激しい場所の窓ガラスには、強化ガラスを使うことでもしものときの安全性を高めることができるでしょう。

防犯性に優れる「合わせガラス」

合わせガラスは、丈夫で柔らかい特殊なフィルムを2枚のガラスで挟み込んだ3層構造のガラスです。強化ガラスは1か所に強い衝撃を加えれば割れてしまいますが、合わせガラスに衝撃を加えると、ヒビは入っても簡単には割れません。非常に丈夫なので、車のフロントガラスなどにも使われているガラスです。

中間の膜にガラスが密着していることで事故や災害時に破片の飛散を防ぎ、けがを避けることができます。叩いても簡単には貫通することができないので、ガラスを割って家に侵入するといった空き巣の手口も防ぐことができます。

断熱性を高める「複層ガラス」

複層ガラスも2枚のガラスを組み合わせたガラスですが、その間に空間が開いているのが合わせガラスとの違いです。ガラスの間に空気の層があることで熱が伝わりにくく、断熱性に優れています。冷暖房の効率をよくしたり結露を防止したりと、快適な空間を作ることができるガラスです。

単純に2枚のガラスを使っているというだけでなく、製造しているメーカーが少ないといったことも費用が高額になっている理由です。また、2枚のガラスのうち1枚を強化ガラスなどにすると、さらに費用は高くなります。

ガラス以外にも費用が変動する要素がある

ガラスの交換は、業者に依頼してやってもらうことがほとんどでしょう。そのため、ガラス交換の費用はガラス自体の値段だけでなく、業者の施工費についても考慮しておく必要があります。ここでは、ガラス業者で追加の費用が発生するのはどんな場合かについて解説します。

ガラス以外の部品や作業が必要な場合

ガラス以外の部品や作業が必要な場合

ガラス業者が提示している基本的な料金設定は、単純にガラスだけを交換する費用だと考えましょう。たとえばサッシごとの交換が必要な場合には、その分の部品代がプラスされます。高いところのガラス交換で足場を設置する必要がある場合には、その作業費が別途かかる場合もあるのです。

このような費用は実際に現場の状況をみてからでないと、業者も判断できないことが多いです。そのためまずは見積りを出してもらって、料金を確認しましょう。

処分費

業者によっては、交換した古いガラスを引き取って処分する料金が基本料金と別になっている場合もあります。見積りの時点で処分費が発生するのかを確認しておき、場合によっては自分で処分するなどすれば費用を節約できることもあるでしょう。

出張・運搬費

遠方の業者に依頼した場合、業者が現場にくるための出張費が上乗せされる場合もあります。また、ガラスのサイズが大きい場合は運搬する車両も大きなものが必要になるため、それだけ費用が加算されることもあるのです。できるだけ近くの業者を選ぶのも、費用を抑えるコツです。

曜日や時間帯

日曜日や祝日、夜間や早朝などに作業をする場合、休日料金や時間帯割増料金を設定している業者もあります。ガラスが割れたなどの緊急時以外は、できるだけプラス料金のない曜日や時間帯に依頼をするのがよいでしょう。

費用を抑えるためのよい業者のみつけ方

業者によって、設定している料金には差があります。また、施工の品質やサービスの範囲もそれぞれ違いがあるのです。費用を抑えたいあまりに料金だけで業者を選ぶと思うようなサービスが受けられず、後悔してしまうおそれもあります。

費用をできるだけ抑えつつ、料金に見合った十分なサービスを提供してくれる業者を選びましょう。よい業者をみつけるためのポイントをご紹介しますので、チェックしてみてください。

見積りが無料でキャンセル料などが発生しない業者を選ぶ

ガラス交換の費用はさまざまな要素で変動しますので、業者のサイトを見たり電話で問い合わせたりしても、はっきりとした料金はわからないことが多いです。業者にガラス交換を依頼する前には、業者に現場を見て見積りを作成してもらうことが必須だといえます。そのような性質から、ガラス業者では無料で見積りを出してくれるのが一般的です。

ただし、見積りは無料でも現場までの出張費が発生したり、見積りを見てから依頼を断るとキャンセル料が発生したりといった業者もなかにはあるようです。見積りに関する料金をあらかじめ確認し、すべて無料の業者を選ぶのがよいでしょう。

見積りが明瞭でていねいに説明してくれる業者を選ぶ

作成してもらった見積りに、費用の内訳がわかりやすく書かれているかも重要です。どんな費用が必要で、それぞれいくらかかるのかを詳細に書かれた見積りを作成する業者は、後から追加費用がかかるといったことも少ないでしょう。

疑問点がある場合には質問してみて、ていねいに説明してくれるかどうかも重要な判断材料です。見積りは料金だけでなく、スタッフの対応の良し悪しを確認する場面でもあるのです。

扱っているガラスの種類と知識が豊富な業者を選ぶ

扱っているガラスの種類と知識が豊富な業者を選ぶ

見積りを依頼する前に、その業者が扱っているガラスの種類や、過去の施工事例などをチェックしてみましょう。ガラスは種類によって、交換の施工方法も変わってきます。さまざまな種類のガラスに対応した経験のある業者は、より確実な施工をしてくれるでしょう。

ガラスの在庫を多くもっていれば、交換の対応も素早くなる可能性が高くなります。また、多くの顧客を見て知識が豊富な業者には、交換するガラスがどんな種類のものがよいのか相談に乗ってもらうことができるかもしれません。

複数の業者から相見積りを取る

見積りはひとつの業者だけでなく、できるだけたくさんの業者から取るのがよいでしょう。最低でも3社程度は候補をあげておくのがおすすめです。そうすることでそれぞれの料金やサービス内容、スタッフの対応などを実際に見て比較することができます。納得のいくサービスをしてくれる上で、料金がもっとも安い業者を選びましょう。

よい業者がみつからないときは弊社にご相談ください!

たくさんある業者をひとつひとつ調べるのには時間がかかりますし、相見積りを取るためにそれぞれの業者に対応するのが面倒だと感じる人もいるでしょう。そんな風によいガラス業者をみつけられない場合には、弊社がお役に立ちます。

弊社には全国のガラス業者が数多く加盟しており、そのなかから選りすぐりの業者を無料でご紹介します。ご要望を聞いた上で最適な業者を弊社のスタッフがご提案しますので、業者選びの手間は必要ありません。24時間365日電話やメールで相談を受けつけていますので、いつでもお気軽にご相談ください。

弊社が紹介する加盟業者では、最安で12,000円~の料金でガラスの交換を承っています。見積り料やキャンセル料は発生しません。弊社のサービスをご利用いただけば、より安い費用で高品質なガラス交換ができる業者を手軽に選ぶことができます。

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