ガラスの劣化で突然割れることがあるの？その他の原因や寿命について | 【東京・大阪・横浜など日本全国対応のガラス修理お助け隊】ガラス交換・修理・ガラストラブル対応のガラス屋

「ガラスは何かの衝撃で割れない限り、ずっと使える」と思っている方もいらっしゃるかもしれません。しかし、じつは時間とともにガラスは劣化しています。

ガラスは私たちの目に見えないところで、日々ダメージを蓄積しているのです。そして、劣化が進んだ結果、衝撃で突然割れてしまうこともあります。そうならないためにも、日ごろの生活の中で対策をしておくことが重要です。

そこで、この記事では、ガラスが割れる原因・劣化する原因や予防法についてお伝えします。また、割れにくいガラスの種類についてもご説明します。ガラスが劣化することを予防するためにも、ぜひこの記事を参考にしてみてください。

ガラスの劣化が原因？急に割れてしまう現象の3つの正体

ガラスには、いくつか割れる原因があります。そこで、まずはガラスが割れる原因についてご紹介します。「ガラスが割れたけど、原因がわからない……」と悩んでいる方は、以下の内容を読んで、ガラスが割れた原因の特定にお役立てください。

ガラスってそもそも劣化するの？

そもそも、「ガラスは劣化するの？」と思う方もいらっしゃるかもしれません。しかし、目には見えなくてもガラスは時間が経つにつれて劣化しているのです。そのため、「ヒビも入っていないから大丈夫」と安心するのではなく、ガラスの劣化を防ぐ対策をすることをおすすめします。

ガラスが割れる原因1.経年劣化

ガラスの寿命は、使い方によっては半永久的だともいわれています。しかし、先ほども申し上げたとおり、ガラスは時間が経つにつれて劣化していきます。ガラスは劣化すると割れる原因にもなります。なお、具体的な劣化の原因については、本記事の【ガラスは目に見えないところで日々劣化し続けています】でご紹介します。

ガラスが割れる原因2.温度差によるもの

一枚のガラスの中で、場所によって温度差が生じると、ガラスが割れてしまうおそれがあります。温度差によってガラスが割れることを、「熱割れ」とも呼びます。ここでは、熱割れが起こる原因のひとつである、直射日光による温度差について、簡単にご説明します。

直射日光が窓に当たると、その部分の温度が上がってガラスが膨張します。しかし、同じガラスでも、場所によってはサッシなどに隠れて直射日光が当たらない部分もあります。直射日光が当たらない部分は、温度が上がらないので膨張することはありません。

膨張する部分としていない部分が生まれた結果、ひずみが生じてガラスが割れてしまうのです。また、もし温度差によってガラスが割れた場合、ガラスの端から細い線が1本か2本入ります。

ガラスが割れる原因3.飛来物の衝突によるもの

ガラスが飛来物に当たると、その衝撃で割れてしまうことがあります。とくに、台風のときや強い風が吹いているときは、さまざまなものが飛んできて割れてしまうことがあるでしょう。

とくに、ベランダに植木鉢や小物に置いてあるご家庭では、強風によって倒れてしまうことでガラスに当たって割れてしまうおそれがあります。

もし、飛来物が飛んできてガラスが割れた場合、飛来物が当たった部分から放射状にヒビが入ります。

ガラスが割れたまま放置するのは危険です！

ガラスにヒビが入ったまま放置すると、軽い衝撃でも完全に割れてしまうおれがあります。破片が飛び散ってしまうことで、ケガをすることも少なくありません。そうなることを防ぐためにも、割れたガラスはできるだけ早く交換することをおすすめします。

弊社では、全国に多数の加盟店があります。また、24時間365日電話対応しているので、すぐにご相談いただくことが可能です。ガラスが割れてお悩みの方は、弊社までご連絡ください。

ガラスは目に見えないところで日々劣化し続けています

ガラスが劣化する要因は、「紫外線」「雨」「小さな傷の蓄積」などが挙げられます。そこで、ここからは、これらの要因について詳しくご説明します。また、対策、劣化を見極める方法についてもご紹介します。ガラスの劣化を防ぐためにも、以下の内容を参考にしてみてください。

劣化を早める要因1.紫外線

劣化を早める原因のひとつに、紫外線があります。ガラスは、長期間紫外線に当たり続けることで、日焼けを起こします。紫外線に当たり続けて、化学反応を起こした結果、白く変色してしまうのです。

このような劣化を防ぐためには、すだれなどで紫外線がガラスに直接当たることを防止するのが有効です。

劣化を早める要因2.雨

ガラスは雨に当たっても劣化が進みます。なぜなら、雨に当たることで、ガラスに含まれるアルカリ成分が溶出するからです。

ガラスには「ソーダ石灰ガラス」と呼ばれる素材が使用されているものも多いです。そのようなガラスは、雨などの水が付着するとアルカリ成分が溶出していきます。アルカリ成分の溶出が続いた結果、ガラスが劣化していき白っぽくなるのです。

雨による劣化を防ぐには、水滴を布で拭き取るなど、定期的な掃除をおこなうのが有効です。

また、アルカリ成分の含まれていない「無アルカリガラス」に交換するのも手段のひとつでしょう。ちなみに、無アルカリガラスとは、液晶テレビやパソコンのディスプレイに採用されているガラスのことで、窓ガラスにも使われています。また、無アルカリガラスは、膨張しにくく、熱に強い特徴もあるため、熱割れなどの発生確率も軽減可能です。

劣化を早める要因3.小さな傷の蓄積

ガラスが劣化している原因として、小さな傷が蓄積することも挙げられます。ガラスは、雨や風によって運ばれたホコリや塵などにより、日々小さな傷がついています。その結果、ガラスが強度が低下して、少しの衝撃で割れやすくなっているのです。

小さな傷を防ぐには、フィルムシートを貼っておくのがよいでしょう。フィルムシートには、ガラスに傷がつきにくくする効果があるのです。

もし、「どのフィルムシートを選んでよいかわからない」「貼り方がわからない」という方は、ガラス交換の業者におこなってもらうこともできるようです。自分でフィルムを貼るのが難しい方は、一度調べてみてください。

ガラスが劣化しているかどうか見極める方法

ガラスは、時間が経つにつれて小さな傷が蓄積したり、紫外線や雨が当たって白く変色したりします。そのため、劣化しているか判断するために、白く変色しているか・細かな傷があるかを確認するとよいでしょう。

また、窓の開け閉めをスムーズにおこなえるかもチェックしてください。窓の開け閉めがスムーズでないとき、サッシやパッキンが劣化しているおそれがあるのです。また、もし金網ガラスを使っている場合は、パッキンの劣化によって錆びてしまい、ガラスの劣化を引き起こすことがあります。

ガラスが劣化していると感じたら早めに交換しましょう

ガラスが劣化していると感じたら、早めに交換することをおすすめします。万が一ガラスの劣化を放置すると、割れてしまうおそれがあるからです。以下からは割れにくいガラスの種類についてご紹介します。ガラスの交換をする際に、参考にしてみてください。

また、弊社では、お客様の状況に応じたガラス交換業者をご紹介します。弊社をご利用していただいた際は、経験のある加盟店スタッフが丁寧・迅速に交換をおこないます。もちろん、わからないことがあれば、丁寧にご説明いたします。ガラスの交換を検討している方は、一度弊社までご連絡ください。

割れにくいガラスの種類と交換費用の相場

ここからは、割れにくいガラスの種類と交換費用の相場についてご紹介します。以下の内容を参考にして、ご家庭に合った窓ガラスを選んでみてください。

割れにくいガラスの種類

割れにくいガラスには、「強化ガラス」や「合わせガラス」などがあります。強化ガラスとは、熱処理をした後、一気に冷却して作られたガラスです。そうすることで、通常のガラスと比較して3.5倍～4倍程度の強度を持つといわれています。

また、合わせガラスとは、2枚のガラスの間に樹脂膜が入っているガラスです。樹脂膜が入っていることで、通常のガラスよりも強度が高くなるといわれています。

ただし、これらのガラスにも寿命があるため、いつかは割れてしまいます。そのため、これらのガラスに交換したうえで、先ほどご紹介した劣化を防ぐ対策をおこなっておくことをおすすめします。

ガラスの交換費用の相場

ガラス交換の費用は、厚みによって大きく料金が変わります。厚さ2mmの場合は、9,000円～26,000円程度が相場でしょう。また、厚さ3mmの場合は11,000円～28,000円程度が相場です。

また、ガラス交換費用は、同じ厚みであっても、サイズによっても大きく料金が異なります。ガラスのサイズが大きくなればなるほど、交換費用は高くなっていくと考えてよいです。

ガラスを交換する前は必ず見積りをとりましょう

ガラス交換の正確な費用相場を知るためには、ガラス交換業者から見積りをとるとよいでしょう。このとき、複数業者から見積りをとるのがおすすめです。なぜなら、より多くの業者の費用を知ることで、自分の予算内に収まる業者を見つけやすくなるからです。

弊社加盟店では、見積りは無料でおこなっております。そのため、「まだどの業者にしようか迷っている」「とりあえず費用だけ知りたい」という方でも、お気軽にご依頼いただけます。また、正式な見積り後からの追加料金はかかりません。ガラスの交換を検討している方は、ぜひ弊社までご相談ください。