窓サッシの修理【戸車・鍵】を調整してみよう!業者依頼費用もご紹介
窓がスムーズに開閉ができなかったり不具合があったりした場合、窓サッシを修理する必要があります。しかし、修理しなければならないと聞いても、具体的に何をすればよいのかわからない人もいらっしゃることでしょう。自分で修理できるのか、必ず業者に依頼しなければならないのか、判断がつかないという方も多いはずです。
じつは、窓サッシの修理は、場合によっては自分で作業をおこなうことも可能なのです。
ただし、それは戸車や鍵の調整といった簡単な作業に限られます。そのため、今回はそうした戸車や鍵の調整の仕方と、それ以外が原因だった場合の対処法について見ていきましょう。
目次
【窓サッシの修理1】戸車の調整で改善されるケース
戸車の調整は、自分でおこなうことができる作業のひとつです。そのため、ここで紹介する窓サッシの状態やそれに沿った手順を参考に、修理をしてみてはいかがでしょうか。
戸車の調整ネジはどこにある?
窓サッシが左右に動くために欠かせない戸車は、窓サッシと一体になっています。そのため、固定しているネジに手を加えることで、そのサッシ全体の高さや左右のバランスを整えることができるのです。ネジの頭の大きさに合ったドライバーを用意して作業してみてください。
ネジは通常、戸車が設置されているあたりのサッシ側面を探すと見つけることができるでしょう。見つけることができたら、次はネジを回してサッシの高さを調整していきます。ネジは、時計回りで回せばサッシを上げることができ、反時計回りで回せば下げることができます。
窓枠に合った高さになるように確認しながら作業を進めましょう。ただし、回し過ぎてネジが外れてしまうと、再び付けることが困難であるため、ネジを回し過ぎて外れないように注意が必要です。
【1】サッシがうまく動かない
戸車の調整を終えてもサッシが動かない場合は、戸車自体に問題がある可能性があります。戸車の高さが合っていても、回転しなければ窓サッシは正常に左右に移動することができません。そのため、戸車の車輪の部分を観察し、欠けている部分がないか、ゴミなどが詰まっていないかなどを確認してみるとよいでしょう。
原因がその場で解決するものであれば、そのまま作業を進めることができます。しかし、もし戸車の車輪が欠けていたり異常を見つけられなかったりした場合、自分で修理することは困難であるといえるでしょう。また、戸車が動くレールがゆがんでいたり破損していたりする可能性も考えられるので、業者に修理を依頼する場合でも一度確認してみることをおすすめします。
【2】サッシが擦れる
サッシの開閉をするときに、力が要ると感じたり変な音が聴こえたりする場合は、窓サッシの上下のどちらかが窓枠に擦れている可能性があります。
放置しておくと窓サッシにも窓枠にもキズがつきますし、開閉のたびに不快な思いをすることになるかもしれません。サッシの高さを変えることで改善されることもありますので、まずは上記の方法を参考に、戸車によって調整してみることをおすすめします。
【3】サッシが傾いている
窓枠が正常なのにサッシが傾いているということは、その間にすき間ができているということです。そしてすき間ができれば外の空気が室内に入ってきてしまうので、とくに夏や冬は、温度を適切に保つためにエアコンを通常以上に稼働させることになってしまうかもしれません。
そうしたことを防ぐためにも、早めに修理することをおすすめします。サッシの傾きは、左右の戸車の高さが合っていないことが原因です。そのため、左右のうち基準となる戸車を決めて、もう片方を基準とした戸車に合わせるイメージで調整してみましょう。
調整しても改善されない……窓サッシ交換という選択肢も
ここまで紹介した症状が戸車の調整によって改善されない場合や、むしろ悪化してしまったという場合は、戸車の調整が適切でなかったか、原因が別にある可能性が高いでしょう。一口に調整といっても、細かな症状によってその難易度は異なります。そのため、思い切って窓サッシの修理や交換を業者に依頼することも検討してみてはいかがでしょうか。
弊社であればここで紹介した戸車に関するトラブルや、原因がわからない窓サッシの不具合についても対応することができます。見積りが無料でできるため、まずはお気軽にご相談ください。
【窓サッシの修理2】鍵の調整で改善されるケース
鍵をかけているのに窓がぐらぐらしたり、鍵がスムーズにかからなかったりといった症状が確認できる場合は、鍵の調整をすることでその問題を解決できるかもしれません。戸車と同様に自分で修理できる場合もありますので、一度試してみてはいかがでしょうか。
【1】鍵をかけてもサッシがぐらぐらする
窓サッシを固定するために存在する鍵ですが、施錠した状態でもサッシが完全に固定されないことがあります。そしてその原因は、鍵の本体にある可能性が高いでしょう。
鍵には戸車と同様にネジがついており、それを回して調整することで鍵の位置を上下に移動させることができます。そのため、鍵受けとのかみ合わせを確認しつつ、サッシのぐらぐらが解消されるまで調整してみましょう。
【2】鍵のかかりが悪い・緩い
施錠しようとしてもかかりが悪い場合は、鍵本体ではなく鍵受けの位置を調整することで改善されることもあります。なぜなら、先述したとおり鍵の本体にはネジがあり、その位置を上下に移動させることができますが、鍵受けにも本体と同様にネジがついており、左右に動かすことができるからです。鍵のかかりが悪いときは鍵受けのネジを調整して、違和感なく鍵のかかる適切な位置に調整しましょう。
窓サッシの鍵の不具合は早めに修理しよう
窓サッシの鍵は、防犯という観点でとても重要な役割を担っています。そのため、異変を感じても放置してしまうことは危険であるといえるでしょう。
もし「自分で調整をしてみたけどうまくいかなかった」というような場合は、放置するのではなく、早めにプロの業者に依頼することがおすすめです。また、弊社では窓サッシの鍵についても、その鍵の調整から交換まで不具合に合わせた適切な対応をさせていただきます。そのため、窓サッシの鍵にお困りであればぜひ弊社にご依頼ください。
プロじゃないと修理が難しいケースもある
窓サッシに異変を感じても、自分では修理できない場合があります。ここでその内のいくつかを挙げますので、参考にしてみてください。
自分で修理のできないケース
自分で修理できないケースの代表的なものは、以下の4つになります。
- 窓サッシに使われているパッキンの緩み
- ガラス内部の水滴除去
- 埋め込みの枠やレールの破損
- ガラスのヒビや割れ
修理を依頼する際に伝えること
修理を依頼する際には業者から、修理したい箇所はどこか、建物が一軒家かマンションか、築年数はどれくらいか、窓サッシがどのような形状かなどを聞かれることがあります。それらがわかっているとスムーズに修理が進められるので、事前に調べておくとよいでしょう。
修理費用の相場
窓サッシの不具合がどのようなものかにもよりますが、修理の費用としては2千円から3万円が相場といえるでしょう。相場に開きがある理由としては、部分的な修理であれば安くなり、窓サッシ自体の取り換えが必要であれば高くなるからということが挙げられます。
弊社では、そうした部品による窓の不具合から窓サッシ自体の交換が必要なケースまで幅広く対応可能です。また、日本全国でご依頼を受け付けておりますので、まずはお気軽にお問い合わせください。
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