【窓のカビ掃除と予防策を徹底解説】これであなたもカビバスター!

【窓のカビ掃除と予防策を徹底解説】これであなたもカビバスター!

「窓のカビ掃除、早くやりたいけど効率的におこなう方法はあるのだろうか?」、いつの間にか増殖している窓のサッシやパッキンのカビ。毎日のように目にする窓のカビは、早くなんとかしたいものですよね。カビがもたらす見た目の悪さや健康被害も気になります。

窓のカビを徹底的にやっつけるためには、手順に沿っておこなうのが一番の近道です。世界からの名声を獲得する“カビバスター”の一員に、あなたもなりたいのではありませんか?今回のコラムでカビの撃退方法を学んでおけば、その道のりは一気に短くなるでしょう。

「家の窓に多くのカビが増殖していて困っている」「カビをやっつけたいけど、上手な方法が思いつかない」、そんな人はぜひ最後までご覧ください。参考になることをお約束します。

窓はカビが生えやすい?カビ発生の原因

「窓のカビ掃除をしたい」。そう考える人は多いでしょう。窓のサッシやゴムパッキンに増殖しがちなカビは、見た目の印象もよくありません。早々になんとかしたいですよね。しかし、そもそもなぜ窓周辺にはカビがたくさん増殖するのでしょうか?

カビが増殖するために必要な要素は、主に5点です。「栄養分があること」「酸素があること」「温度が適正であること」「湿度が適正であること」「増殖するための時間があること」。窓周辺は、この要素の多くを満たした環境が整っているのです。

これらのうち、初めの3点「栄養分」「酸素」「温度」に関しては、予防することが難しいといわれています。カビはプラスチックでも栄養にしますし、私たちが暮らすうえで、酸素や温度をゼロにすることはできませんよね。対処するなら、残りの2点です。

「湿度」と「時間」も、ゼロにすることは難しいですが、定期的に水分を取り除いたり、掃除をしたりすることで対処可能です。カビの胞子は目に見えないため、油断しがちですが、目に見える状態は、カビが増殖を始めているサインといわれます。

カビの増殖を防ぐためには、窓でいえば結露を除去したり、サッシにたまったホコリを取り除いたり、こまめな掃除が肝となります。カビの発生を防ぐためにはカビのとっての快適な環境を破壊すること。そのための方法を、次項から紹介していきます。

窓のカビ掃除を始める前に準備を整えよう

窓のカビ掃除を始める前に準備を整えよう

窓のカビを掃除する。ご存知の人もいるかと思いますが、カビは私たちの体内に侵入することで、さまざまな被害をもたらします。また、そもそもカビを直接触ったりすることが考えられない、という人も多いのではないでしょうか?

窓のカビを掃除する事前準備として、「マスク」「ゴーグル」「ゴム手袋」は用意しておきましょう。これらは“カビバスター”に入隊するために必要な、3種の神器ともいえるでしょう。カビ取り剤の中には強力なものもあります、保護のためにも必ず用意しておきましょう。

また、カビ掃除をする日は、天気のよい日を選ぶようにしてください。掃除中、掃除後は換気が必須です。これは洗剤やカビ取り剤の臭いをこもらせない意味や、カビを拭き取ったあと、室内に胞子を漂わせない意味もあります。ぜひ、覚えておいてください。

窓のカビ掃除【サッシ編】

カビ掃除をするときの手順は、大きくふたつにわかれます。「ゴミやホコリを取り除く」「カビを殺菌する」のふたつです。窓のカビを掃除していくときも、この手順に沿っておこなっていきます。サッシにせよ、ゴムパッキンにせよ、この手順は同様です。

窓のサッシを掃除するときは、まず掃除機やホウキを使って、大まかにゴミやホコリを取り除いていきます。目に見える部分をキレイにしましょう。そのあと、割り箸や歯ブラシ、綿棒などを使って汚れを落としていきます。キッチンペーパーを併用してもよいでしょう。

サッシがおおよそキレイになったら、消毒用のエタノールやカビ取り剤を使って、カビを殺菌していきます。頑固なカビが生えているところには、薬液を吹き付けたあとキッチンペーパーなどを置き、漬け置きしておきましょう。目安は15分~30分です。

それでも落ちない場合は、エタノールやカビ取り剤を吹き付ける、漬け置きをする、この工程を何回か繰り返しましょう。繰り返していくうちに、カビの根元深くまで薬液が浸透していき除去することが可能です。漬け置きしたら、都度しっかり水拭きをして終了です。

窓のカビ掃除【ゴムパッキン編】

窓のカビ掃除【ゴムパッキン編】

サッシと比べて、ゴムパッキンのカビは根深いことが多いです。窓のカビを掃除するときの本丸がこちらといってもよいでしょう。“カビバスター”に入隊したばかりのあなたには、少し気が重たい任務ともいえるかもしれません。しかし、その心配は不要です。

ゴムパッキンを掃除するときには、ゴムパッキン専用のカビ取り剤が市販されていますので活用しましょう。ゴムの中に深く根付いたカビを、根本から退治するための最終兵器です。そのほか、使用するものは食器用洗剤や住宅用の中性洗剤、雑巾や新聞紙です。

まずは下準備として、床に新聞紙を敷きます。強力なカビ取り剤が床にこぼれないようにするための予防策です。新聞紙を敷いたら中性洗剤を薄めたもの、もしくは住宅用の中性洗剤を使って、ゴムパッキン周辺の汚れを取り除いていきます。雑巾は乾いたものを使用してください。

キレイに汚れを取り除いたら、カビ取り剤をゴムパッキンに吹き付けていきます。根深く色が濃い部分には、キッチンペーパーを使って漬け置きするのがよいでしょう。15分~30分ほど置いたら、水拭きして丁寧にカビを拭き取っていきます。

サッシの工程同様に、一度で取り切れない強力なカビを除去するには、カビ取り剤を吹き付け、漬け置きする工程を繰り返しておこなってください。カビが徐々に殺菌され、目に見えてゴムパッキンがキレイになっていきます。その過程は気持ちがよいですよ。

サッシもゴムパッキンも、まとめてやるのがオススメです!

サッシとゴムパッキン。これらふたつの場所を徹底的にキレイにすれば、窓のカビを退治できたといえるでしょう。ついつい先延ばしにしてしまっていた窓のカビ掃除も、いざ始めてしまえば楽しくなってくるものです。見た目も徐々にキレイになっていきます。

サッシとゴムパッキンの掃除。これらの作業は同時におこなうのがオススメです。前述したとおり、エタノールやカビ取り剤を吹き付けたあとは、漬け置きする時間が必要になります。そのあいだにもう一方の場所を掃除していくのが、もっとも効率的な方法でしょう。

準備するものや、使用する薬剤もほぼ共通のため、まとめてやってしまえば手間も圧倒的に節約できます。掃除をする際は必ずマスクとゴーグル、ゴム手袋を着用し、換気をしながらおこなうようにしてください。また、薬剤を混ぜないように注意しましょう。

窓のカビを放置してもよくないことばかり!

窓にカビが増殖することは、見た目以上におそろしい弊害(へいがい)を発生させることに繋がります。家の空気の流れ道である窓だからこその危険です。

窓のカビ掃除には見た目をキレイにするという目的のほかに、健康被害を減らすという目的もあるのです。

カビによる恐怖の健康被害

カビが生えた食べ物を口にして、下痢や腹痛が起こったという話を、耳にしたことがある人は多いのではないでしょうか?それは食べ物に発生したカビ以外でも同様です。下痢や腹痛をはじめ、喘息(ぜんそく)や鼻炎など、カビが原因となる健康被害は数多いのです。

カビが原因になる悪臭

「服がなんだかカビ臭い……」、そのような経験がある人もいるのではないでしょうか?カビは悪臭の原因にもなることでも有名です。厳密にいえば、臭いを発しているのはカビではなく、カビから生まれる細菌です。しかし、カビが発生源であることは事実でしょう。

カビをエサにする微生物が増える

カビはほかの微生物のエサにもなってしまいます。ダニはその代表例でしょう。人を刺すことでかゆみを与えたり、アレルギーや皮膚炎をもたらしたりするダニの大好物はカビなのです。カビが増殖することは、ダニなどの微生物を増殖させることにもつながります。

カビの増殖が、自然になくなることはないでしょう。増殖したカビがもたらす被害は数多いです。どこかでカビを退治しなければ、これらの被害は終わることなく、悪循環を続けてしまうでしょう。カビバスターになることは、家族の健康を守ることにもなるのです。

窓にカビを発生しにくくする予防策

「窓のカビを掃除する手間が面倒くさい」、そう感じる人は多いでしょう。少しでもカビ掃除をラクにするには、記事の前半でご紹介したように“カビにとっての快適な環境を作らないこと”が大切です。カビの居心地が悪い環境を作り上げることで、窓のカビ発生を予防しましょう。

窓のカビの予防方法

具体的な方法としては、まずゴミやホコリを取り除くために、定期的に掃除をするようにしましょう。窓際にゴミやホコリがたまりやすいことは、ご存知のはずです。ゴミやホコリに水分が合わさることで、カビにとって絶好の環境が生まれてしまいます。

窓を開けて換気をおこなうことも、習慣付けておくのがよいでしょう。換気は室内の空気を入れ替える役割のほか、窓に注意を向けるキッカケにもなります。毎日とはいかなくても、定期的に換気をするクセを付ければ、カビの発生防止にも一役買うでしょう。

窓の結露を防止することも有効です

カビが増殖するために不可欠な要素のひとつである「湿気」。窓回りに湿気をもたらす大きな存在が結露であることに、異議を唱える人はいないでしょう。結露はいわばカビのとっての砂漠のオアシスです。枯れかけたカビの身体を癒す、厄介な存在といえるでしょう。

カビバスターとしては、その状況を黙って見過ごすわけにはいきません。カビがエネルギーを得る状況を、みすみす見逃すわけにはいかないでしょう。カビのオアシスである結露。簡単にできる対策と対処方法で、一網打尽にしていきましょう。

もっとも簡単な対策方法は、窓を乾拭きすることです。しかし、手間も時間もかかることは事実。ここは賢く、カビバスターの秘密道具を用いましょう。その名前は「結露防止シート」です。窓に貼るだけで、結露の発生を防ぎ、カビ増殖を防ぐことができるでしょう。

まとめ

窓のカビ掃除を始める前は正直、とても腰が重たいですよね。「明日でいいかな」「来週でいいかな」、など悪魔のささやきが聞こえてくるのは、あなただけではありません。しかし、カビを放置することは健康上の危険もともなうため、避けたほうがよいでしょう。

カビの掃除をおこなうときは必ず天気がよく、換気ができる日を選ぶようにしてください。また、マスクやゴーグル、手袋の着用は欠かせません。時間が許せば、窓のサッシとゴムパッキンを一気にまとめて片付けてしまうのがオススメです。

カビの掃除と同様に、予防策を知っておくことも重要です。そもそもカビが増殖しなければ、時間をかけて掃除する必要もありません。“カビバスター”の称号をすでにお持ちのあなたなら、予防は容易でしょう。カビがない窓で、快適な生活を送ってくださいね。

窓のサッシ掃除はスポンジで解決!汚れの原因や注意点をすべて解説!

窓のサッシ掃除はスポンジで解決!汚れの原因や注意点をすべて解説!

家の命運をかけた“サッシ掃除”。人生で何度か訪れるこの試練に、今あなたは歩みを進めようというのですね。窓のサッシはゴミやホコリ、土やカビなどがたまりやすい場所の代名詞です。キレイ好きな人であっても、ついつい見過ごしてしまうことあるでしょう。

あまり目が付かないサッシの掃除こそ、実は気にかけたほうがよいのです。おそらくサッシの掃除にまで気が回るあなたの家は、ピカピカにキレイでしょう。その最後の試練が、サッシ掃除ではないでしょうか?そのお手伝い、当コラムが万全にさせていただきます。

窓のサッシが汚れる原因から、適切な対処方法、具体的なサッシの掃除方法までを徹底的に解説していきます。この記事を最後までお読みいただければ、あなたのサッシ掃除の知識は万全といえるでしょう。ぜひ掃除を始める前の参考として、最後までご覧ください。

窓のサッシが汚れる原因はカビ!?

窓のサッシはゴミやホコリ、土などの汚れがたまりやすい場所であることは事実です。その中でもひときわ脚光を浴びる存在は“カビ”でしょう。サッシはもちろん、ゴムパッキンなどにも増殖するカビは、適切に対処をしないと、非常に厄介なことになります。

なぜ窓のサッシにカビができるの?

 

家の中でも、窓は湿気がたまりやすい場所といえます。その理由は部屋の中の暖かい空気が、窓際に近づくと急激に冷やされるから。冷えた空気は水滴となって窓に付着、結露となって湿度を上昇させます。その結果として、カビが大量に増殖することになるのです。

カビが増殖を始めるときの湿度は約60%以上からです。80%以上にもなるとかなり危険な状況にあるといえるでしょう。加えて、室内はカビにとっても最適な温度帯です。湿度と温度を兼ね備えた窓周りはカビにとっての楽園。増殖してしまうのも、もっともでしょう。

カビの掃除は、重曹とクエン酸が効果的!

サッシにはびこる多くのカビ、その存在はできれば放置しておきたくないところでしょう。カビは放置をすると、多くの健康被害をもたらします。除去をするには重曹とクエン酸を用いるのがもっとも手軽、かつ容易にできる方法のひとつといえるでしょう。

まず、水100mlとクエン酸小さじ1/2をスプレーボトルに混ぜ込みます。その“クエン酸スプレー”をカビに直接噴射、その上から重曹を振りかけます。泡が出ますがそのままで大丈夫です。30分ほど放置をしたら、水拭きと乾拭きをして、しっかりと乾燥させてください。

【基本的編】サッシお掃除4ステップ

【基本的編】サッシお掃除4ステップ

さて、前章では非常に厄介な、窓に増殖するカビの対処方法を見てきました。この章では窓のサッシ掃除の方法を見ていきましょう。この記事の本題ともいえます。準備するものと、それぞれの手順を確認し、これから始めるサッシ掃除の用意を整えてみてください。

準備するもの

  • 歯ブラシ
  • 布切れ、もしくはティッシュペーパー

【ステップ1】窓と網戸を外す

まず、窓と網戸をサッシから外していきましょう。方法がわからないときは、説明書を参照してみてください。また、窓と網戸を外すのは結構な重労働となります。とくに戻すときは持ち上げる必要もあるので、2人でおこなうのが確実といえるでしょう。

とはいえ、窓や網戸は必ずしも外さなければいけないわけではありません。大切なのは無理をしないことです。外したほうが掃除の完成度は高くなりますが、絶対条件ではないことは覚えておいてください。時間があれば併せて窓の掃除をしてしまうのもよいでしょう。

【ステップ2】乾いたブラシでホコリを取り除く

サッシの掃除でやりがちな間違いが、“いきなり水を使用してしまうこと”です。固まったゴミには水分が効果的ですが、比較的軽いゴミやホコリは、乾燥した状態のほうが圧倒的に処理がラクです。まずはブラシやつまようじを用いて、ゴミやホコリを除去しましょう。

固くこびりついてしまったゴミやホコリがあれば、少し水をかけてふやかすようにしてください。また、最近では100円ショップなどで小さなブラシが販売されています。作業がとてもはかどるので、余裕があれば用意しておくのもアリでしょう。

【ステップ3】水のついたブラシで残った汚れを取り除く

大まかにゴミやホコリを取り除いたら、ここから本格的な掃除の始まりです。使用するのは基本的に水と歯ブラシ。サッシの汚れの多くは土などの汚れのため、洗剤なしの水だけでも十分な効果が見込めます。水を少量ずつまいて、こまめに歯ブラシでこすりましょう。

非常に手ごわい汚れや、油汚れが見受けられる場合は、洗剤を用いるのもよいでしょう。しかし、あまりに多い洗剤は処理が大変になるので、控えたほうが無難ともいえます。

【ステップ4】水で流して拭き取る

サッシ全体の掃除が終了したら、水を少しづつ流してすすいでいきます。一気に流さないのは、サッシから水が溢れて大洪水を引き起こさないようにするための配慮です。すすぎが終了したら、乾いた布を使ってサッシを拭き上げましょう。乾かしたら掃除は終了です。

サッシの掃除は、基本的に上記の手順に沿っておこなっていきます。準備するものも少ないため、掃除をすることも難しくはないでしょう。とはいえ、じつはこの方法以外にも、画期的な秘密の方法があります。その全貌を(ぜんぼう)を、次章で解説していきます。

【簡単ラクチン】サッシ掃除はスポンジを使えばあっという間に解決!

“サッシ掃除をラクにやりたい”、そんな全人類の望みを叶えてくれる魔法のアイテムが“スポンジ”です。それも特殊なものは必要なく、一般的なスポンジで十分に通用します。

スポンジを用意したら、まずは切り込みを縦横に入れていきます。見事にカットしたマンゴーの姿を、見たことがあるでしょうか?切り込みは、あの偉大な姿に似ています。切り込みを入れたスポンジと、水をためたバケツ、そして乾拭き用の雑巾を用意しましょう。

この後の手順に難しいものはありません。サッシにスポンジを当てながら、全体を掃除していくだけです。切り込みがサッシの形状にはまるため、スイスイと作業を進めることができるでしょう。時折バケツにためた水で、スポンジの汚れを落としてあげてください。

全体を掃除することができたら、最後に雑巾で乾拭きをして作業は終了です。重要なのは、切り込みを入れたスポンジを用意することです。スポンジはまさしく、サッシ掃除界のプリンスといえるでしょう。どんな状況もこのスポンジがあれば、おそるるに足らずです。

【番外編】スポンジ以外にもオススメしたい!4種類のサッシ掃除アイテム!

【番外編】スポンジ以外にもオススメしたい!4種類のサッシ掃除アイテム!

サッシ掃除界には、スポンジだけに王者は譲れない……と、さまざまなアイテムたちが登場してきています。ここではその中から人気を集める4種類のアイテムを紹介。どのアイテムも素通りは厳禁です。サッシ掃除を快適な作業へと、生まれ変わらせてくれますよ。

ペットボトル

ペットボトルに装着する、俗にいう“アタッチメント”がこちらです。ペットボトルの先端に付けるタイプのブラシや、加圧式のスプレーなど、さまざまな種類のアイテムが揃っています。基盤はペットボトルで使用しやすいため、手軽に購入することもできるでしょう。

木工用ボンド

サッシの隅にこびりついた固く頑固な汚れ。その除去には木工用ボンドが、非常にお役に立つでしょう。汚れの上から木工用ボンドを乗せてしばらく放置、ボンドを固めます。ボンドが固まったら、そのままはがしてゴミ箱へ。なんとも手軽な方法といえますね。

重曹

サッシの掃除で重曹を用いるのは、カビに対処するときです。使用するのは重曹とクエン酸。このふたつを1:1の割合で混ぜましょう。混ぜたペーストをカビの上に直接乗せ、そこに霧吹きで水を吹きかけます。30分ほど放置したら布などで拭き取って、掃除終了です。

片栗粉

片栗粉を使用するのは重曹と同様に、カビの対処をするときです。こちらは塩素系の漂白剤を使用する方法で、より頑固なカビを除去したいときに選ぶ方法といえるでしょう。用意するものは“大さじ1杯の片栗粉”と“同量の塩素系漂白剤”、それに紙コップです。

ふたつの材料を紙コップに投入、混ぜてペースト状にします。作成したペーストをカビの上に置き、5分ほど放置しましょう。時間が経過したら、雑巾などでキレイに拭き取ります。片栗粉と塩素系漂白剤が根元まで浸透し、カビを根本から除去することができるでしょう。

上記の4点はサッシ掃除においては“救世主”とも呼ぶべき存在です。効果的に使用すれば、窓サッシの掃除を快適に、かつスムーズに進めることができるでしょう。とくに入手が難しいものもないので、ぜひとも活用してみてください。劇的に、お役に立ちますよ。

窓のサッシを掃除するならココに気をつけて!

窓のサッシ掃除は、方法によっては注意するべき点がいくつかあります。これらの注意点を知らずに始めてしまうと、困った事態になる可能性もあります。ここでは3つの注意点を解説、先に読んで内容を覚えておき、快適にサッシ掃除を進めてみてください。

無理をしない

主に窓や網戸を取り外す段階において、無理は禁物です。ときに重たいものもある窓や網戸、無理をして外してしまうと、腰などを痛めてしまうことも考えられます。どうしても外したいときは、一人で作業をおこなうのではなく、二人でおこなうようにしましょう。

窓と網戸の説明書を確認する

窓と網戸を外すことと、再びつけることはいわば別問題です。取り付けるときに困ってしまうこともあるでしょう。不要なトラブルを解消するためには、事前に説明書などを読み込んでおき、適切に対処ができるように、知識を準備しておくことが必要でしょう。

洗剤を放置しない

たとえば、塩素系漂白剤を使用して掃除をおこなったときなどに該当します。短時間で効果が望めるものは、それだけ強力な成分が含まれています。長時間の放置は控えましょう。思わぬところで、サッシやゴムパッキンの劣化につながってしまいます。

頑固な汚れはプロの掃除が一番?もしかすると交換のタイミングかも!

サッシの掃除やゴムパッキンの清掃など、窓周りのメンテナンスは意外と後回しにしてしまいがちです。もし、自分で掃除をするのが面倒と感じるようであれば、ハウスクリーニングなどの業者に、掃除依頼をするのもよいでしょう。徹底的にキレイにしてくれます。

また、それでもなかなかキレイにならない、もしくは家を建ててから長いあいだ、窓やサッシの新調をしていないという人は、この機会に新しくするのもよいでしょう。頑固な汚れやカビは、徹底的に掃除をしても、除去しきれないことが多々あります。

もし、窓サッシの新調を検討するのであれば、“相見積り”をとることが、非常にお役に立つでしょう。相見積りとはいくつかの業者へ見積りを依頼し、その内容を比較する、というものです。最安値で作業をおこなってくれる業者や、費用相場を知ることも可能ですよ。

まとめ

なかなか手が出ない窓サッシの掃除、今回の記事を参考に、ぜひとも始めてみてください。サッシの積み重なったゴミやホコリはもちろんのこと、目にするのも嫌なカビなども、キレイに除去することができるでしょう。事前準備をしっかりとして、掃除に挑みましょう。

窓のサッシを掃除する方法は、基本的には窓を外してゴミやホコリを除き、水拭きをして乾かす、というものです。使用するのは使い古した歯ブラシや布切れでも十分でしょう。もし、スポンジが手元にあれば、作業が圧倒的にはかどるので、使用をオススメします。

サッシ掃除で窓や網戸を外すときは、無理はしないように、可能であれば二人でおこなうのがベストでしょう。面倒と感じるのであれば、掃除、もしくはサッシ交換をしてしまうのもアリかもしれません。窓周りをキレイにして、快適な住環境を手に入れてくださいね。