窓ガラスが割れた場合、できるだけ早く応急処置や交換をおこなう必要があります。割れた窓ガラスをそのまま放置すると、ガラスの破片を踏んでケガをしたり、空き巣が入るおそれがあったりして、非常に危険な状態となるためです。しかし、窓ガラスが割れたときの応急処置や交換の方法がわからないという方も多いのではないでしょうか。
そこで、この記事では窓ガラスが割れた場合の応急処置の方法や、業者に窓ガラスの交換を依頼した際にかかる費用の目安、保険が適応される場合などについてご紹介します。また、窓ガラスの割れを予防する対策方法についてもご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
窓ガラスが割れた!ガラスの掃除方法と応急処置
窓ガラスが割れたときは、ガラスの掃除と応急処置をおこなう必要があります。以下に、割れた窓ガラスの掃除方法と、応急処置の方法についてご紹介します。
まずは割れたガラスを掃除しよう
まずは、割れてしまったガラスの破片を掃除しましょう。ガラスの破片をそのまま放置すると、破片を踏んでケガをしてしまうおそれがあるためです。ガラスの破片を掃除するときは、ビニール袋だと破れてしまうことがあるので、ダンボールに大きな破片から捨てていきます。
大きな破片を捨て終わったら、粘着ローラーで小さな破片を掃除しましょう。小さな破片は、掃除機で吸って掃除することも可能ですが、破片が掃除機内部を傷つけてしまうおそれがあるため、粘着ローラーを使うのがおすすめです。
また、割れたガラスを掃除するときは破片でケガをしないためにも、必ず肌が露出しない服装にし、軍手を着用したうえで作業をおこなうようにしてください。
割れた窓ガラスの応急処置方法
ガラスの破片を掃除し終わったら、割れた窓ガラスの応急処置をおこないます。応急処置をおこなわずに割れた窓ガラスを放置すると、雨風が室内に入ったり、防犯面で不安が出てきたりするためです。
小さなひび割れ程度の破損である場合、ガラス用の補修シールを使った応急処理がおすすめです。ガラス用の補修シールをひび割れが起きている場所に沿って貼ることで、ひび割れが大きくなることを防ぐことができます。ガラス用の補修シールは、通販やホームセンターなどで購入することが可能です。
窓ガラスが大きく割れてしまっている場合は、ダンボールを使った応急処理がおすすめです。損傷が激しいと、割れた部分から雨風が室内に入ってきてしまうおそれがあります。そこで、ガムテープやアルミテープなどで割れた部分にダンボールを貼りましょう。一時的に雨風を室内に入らないようにすることができます。
窓ガラスが割れた原因は突き止めた?
割れた窓ガラスの応急処理が済んだら、窓ガラスが割れた原因を突き止めることが大切です。窓ガラスが割れた原因がわからないままだと、また同じように割れてしまうおそれがあるためです。ガラスが割れてしまうおもな原因としては、以下のようなものが挙げられます。
熱割れとは、窓ガラスの温度差によって、ガラスが割れてしまう現象のことです。冬場などに直射日光が当たる場所に窓ガラスを設置している場合、日光で温められた部分と冷たいままの部分ができて、熱割れが起こりやすくなります。
もし、窓ガラスが割れた原因を自分で突き止められない場合は、ガラス業者に相談するのがおすすめです。業者であれば、窓ガラスが割れた原因を明確にしたうえで、その場所に合った最適な窓ガラスに交換してもらうことができます。
弊社にご連絡いただければ、割れてしまった窓ガラスの修理はもちろんのこと、窓ガラスが割れた原因を明確にすることができる業者をご紹介します。電話によるお問い合わせは、24時間365日受け付けておりますので、お気軽にご連絡ください。
窓ガラスを交換しよう!費用目安や保険適応は?
窓ガラスが割れた場合、新しい窓ガラスへと交換する必要があります。窓ガラスが割れたままだと、雨風が室内に入ったり、防犯面で不安が残ったりとさまざまな弊害が出てしまうためです。
そこで、以下に窓ガラスの修理や交換にかかる費用目安や、保険適応などについてご紹介します。
割れた窓ガラスは交換で対処!
割れた窓ガラスはそのまま放置せずに、できるだけ早く交換しましょう。さきほどもお伝えしたとおり、割れた窓ガラスを放置すると雨風が室内に入ったり、防犯面で不安が残ったりと、さまざまな弊害が出てしまいます。そのため、割れている箇所が少しだとしても、業者に依頼して新しい窓ガラスへと交換しておいたほうが安心です。
窓ガラスの修理や交換にかかる費用目安
窓ガラスの修理や交換の際にかかる費用は、窓ガラスの大きさや種類などによって異なります。ここでは、一般的に使用されている窓ガラスの大きさでの、修理・交換にかかる費用目安についてご紹介します。
- 90cm×90cm:13,000円~17,000円程度
- 90cm×120cm:17,000円~23,000円程度
- 90cm×180cm:23,000円~30,000円程度
窓ガラスの修理や交換にかかる費用は、窓ガラスの厚みなどによっても異なるため、より詳細な費用を知りたい場合は、業者に見積りを取って確認しましょう。
窓ガラスの修理や交換に保険は使えるの?
窓ガラスの修理や交換をおこなう際には、火災保険を使うことができる場合があります。火災保険の補償サービスには、「風災補償」というものがあるからです。
風災補償とは、台風や雪災などによって、家財または建物が損害を受けた際に、補償サービスを受けられるというものになります。
窓ガラスも家財または建物の対象となっているため、風災補償で補償を受けることができるのです。また、火災保険のオプションとして、「盗難補償」や「そのほかの補償」などに加入している場合も、窓ガラスの修理や交換に保険を使える場合があります。
盗難補償とは、空き巣や不審者などに窓ガラスを割られてしまった際に、補償の対象となるサービスのことです。そのほかの補償とは、「子どもがおもちゃを投げて窓ガラスを割ってしまった」などの、不注意による場合でも補償が受けられるサービスです。
これらの補償サービスは、保険会社ごとに細かく条件が設定されていることが多いため、事前に自分が加入している保険会社に電話などで確認しておくとよいでしょう。
【注意】賃貸物件でガラス補修をする場合は……
賃貸物件で窓ガラスが割れた場合、窓ガラスが割れた原因によっては、自分で修理や交換にかかる費用を負担しなくてもよい場合があります。自分で窓ガラスの修理や交換にかかる費用を負担しなくてもよい原因には、おもに以下のようなものが挙げられます。
さび割れとは、経年劣化によって窓ガラスがさびて、割れてしまう現象のことです。熱割れやさび割れは、自然現象が原因です。自然現象によって窓ガラスが割れてしまった場合は、基本的に借主が修理や交換にかかる費用を負担しなくてもよいことが多いでしょう。
しかし、「子どもがおもちゃを投げて窓ガラスを割ってしまった」というような、不注意かつ物理的な現象が原因である場合は、借主が費用を負担しなくてはならない場合が多いです。
しかし、これらの基準は管理会社や家主によって異なることが多いため、自分が済んでいる賃貸物件の管理者に電話などで確認しましょう。
もし、自分で窓ガラスの修理や交換の費用を負担しなければいけない場合は、弊社にご連絡ください。弊社では、現地調査による見積りを無料で承っております。また、見積りにご納得いただけなかった場合でも、無料でキャンセルしていただくことが可能です。窓ガラスの修理・交換をご希望の方は、ぜひお気軽にご連絡ください。
窓ガラスの割れを予防する対策方法
まだ窓ガラスが正常な状態である場合、割れないように予防しておくことが大切です。窓ガラスが割れないように予防しておくことで、破片によるケガや防犯面の低下を防ぐことができます。
ここからは、窓ガラスの割れを予防するための対策方法についてご紹介します。
自分で対策する方法
自分で窓ガラスの割れを予防する場合、ガラスフィルムを使った方法がおすすめです。ガラスフィルムとは、ガラスに特殊なフィルムを貼ることで、ガラスに傷がつきにくくしたり、割れにくくしたりすることができるグッズのことです。
ガラスフィルムの種類によっては、表面をすりガラスにしたり、ガラスの反射を抑えたりすることもできます。手順も窓ガラスに合わせてガラスフィルムを貼るだけなので、簡単におこなうことができます。ガラスフィルムは、通販やホームセンターなどで購入することができるので、自分で窓ガラスの割れを予防したいという方は、試してみてはいかがでしょうか。
業者に依頼する方法
窓ガラスの割れ予防を業者に依頼する場合、割れにくいガラスへと交換したり、雨戸やシャッターを設置したりするのがおすすめです。
業者に依頼すれば、強化ガラスや耐熱ガラスといった割れにくいガラスに交換してもらうことができます。また、現在使用している窓ガラスをそのまま使用したい場合は、雨戸やシャッターを設置してもらうことで、窓ガラスを割れにくい状態にすることが可能です。
もし、窓ガラスの交換や雨戸・シャッターの設置を検討されているという方は、弊社までご相談ください。弊社にご相談いただければ、「窓ガラスが割れたから交換してほしい」「窓ガラスに雨戸を設置してほしい」といったお悩みにも対応可能な業者を手配させていただきます。窓ガラスに関してお悩みがある方は、ぜひお気軽に弊社までご相談ください。
ガラス戸が割れたりヒビが入ったりした場合は、業者に修理を依頼することがおすすめです。自分で修理や交換をすると、割れたガラスでケガをしてしまうおそれがあります。
ただ、業者に依頼するにしても、気になるのは費用ですよね。自分で修理や交換ができるならなんとかしたいと思っている方も多いのではないでしょうか。ここでは、DIYでおこなうガラス戸の修理方法やDIYの注意点、業者依頼したときに費用について解説していきます。ぜひご参考にしてください。
【DIY】ガラス戸修理は自分でできる?
ガラス戸が割れてしまった場合、自分で修理すれば、費用を安く抑えることができます。自分で修理を希望される方のために、ここではガラス戸のDIYの方法と注意点をご紹介します。
ガラス戸修理は難易度高め
ガラス戸の修理は自分でもできますが、割れているガラスを扱うため、注意が必要です。作業中にガラスの破損が大きくなって、割れたガラスで手を切ったり、破片が飛び散って目などに入ってしまったりするなどの予想外の大ケガをするおそれがあります。
また、ガラスを裁断したり接着したりするのには専門の器具や知識、技術が必要ですので、素人が簡単にできるものではありません。
基本的には業者に依頼することをおすすめしますが、ガラス戸のタイプによっては、自分で補修ができる場合もあります。シンプルな木製のガラス戸などであれば、取り外ししやすく、自分で修理できるかもしれません。
まずは、割れたガラス戸の構造をよくみて、自分で作業をおこなうことができるかを確認してみてください。ガラス戸を外すことが簡単で、枠とガラスを外す仕組みも簡単におこなえるようであれば、DIYが可能であるケースが多いです。ガラス戸の構造が複雑で外すことが困難な場合は、業者に依頼することをおすすめします。
ガラス戸をDIYしてみよう
ガラス戸の構造がつかめたら、実際のDIYの手順を確認していきましょう。必要な道具も用意してください。
【ガラス戸のDIYに必要な道具】
新しいガラス、ネジを外すためのドライバー、ガラスの大きさを調節するためのガラスカッターと定規、ケガを防ぐための軍手を用意してください。
【DIYの手順】
道具を用意したら、手順を確認して、作業をおこないましょう。
1.ガラス戸を外す
まずガラス戸を外しましょう。古い家屋の木製の建具の場合は、そのまま上に引き上げると外れることが多いですが、サッシに外れ止めが付いている場合は外しましょう。
外れ止めとは、サッシが簡単に外れて落下したりしないようにするための部品です。外れ止めはメーカーによって見た目や種類が違いますが、大体窓枠の上のほうにネジが付いていて、そのネジを回すと外せる仕組みになっています。
また、サッシの下の部分にも気圧ピースというレールとサッシの隙間を埋めるための部品が付いている場合があります。気圧ピースが付いていたら、ドライバーでネジを緩めて気圧ピースを上方向にずらしてください。サッシ1枚に、気圧ピースが左右2か所付いていますので両方ともずらしましょう。
外れ止めと気圧ピースを調節したら、ガラス戸を取り外してください。サッシを上に持ち上げても引っかかってうまく外せない場合は、戸車を調節しましょう。戸車とは、サッシの下に付いているタイヤのようなものです。
サッシの下側にネジが2つあるので、下側のネジを回して戸車がサッシの中に入るように調節してください。
2.ガラス戸から枠を外す
ガラスを外したら安全に作業ができる広い場所に置きましょう。置いたら、ガラス戸を固定している枠を外します。木枠の場合はビスなどでとめられていることが多いので、ドライバーを使ってネジを外してください。木枠以外のサッシの場合も、ガラスを固定しているネジを外してガラスを取り外しましょう。
3.新しいガラス戸を用意する
交換するガラスを用意します。割れたガラス戸と同じ厚みで同じ大きさのガラスを用意しましょう。サイズが違う場合は、ガラスカッターを使って切断してください。
4.新しいガラスを取り付ける
ガラス戸の枠に外したガラスを取り付けましょう。割れたガラスを取り外した部分には新しいガラスをはめ込みます。ガラスをはめ込んだら、ガラス戸の枠のネジを締めて固定してください。
5.作業終了
ガラス戸を元の場所にはめ込んだらガラス戸の修理は完了です。
不安な場合は業者に依頼がおすすめ
ガラス戸の修理は、危険をともないます。ガラスがはめ込まれた戸は想像よりも重量があり、持ち運ぶ際に重さに耐えきれずに落としてしまうことも考えられます。落とすとさらにガラスが割れて危険なため、体力に自信のない方や女性などが作業すると、思わぬ事故が起きてしまうおそれもあります。
作業に不安がある場合は、無理せずに業者に依頼することがおすすめです。道具やガラスを用意する手間もありませんし、何より安全です。
弊社でも経験豊富で安心できるガラス戸の修理業者をご紹介させていただきます。24時間365日電話受付をしておりますので、ガラス戸が割れて困ったら、お気軽にご相談ください。
ガラス戸修理を業者へ相談したときの費用相場
ここでは、ガラス業者の修理費用相場や修理費用を安くするためのコツ、依頼の流れをご紹介します。業者に依頼する際の、参考にしてみてはいかがでしょうか。
ガラス業者の修理費用相場
ガラス戸修理の費用相場ですが、5,000円~30,000円ほどと、かかる費用にかなりのひらきがあります。交換にかかる時間は大体30分から1時間程度のようです。費用の内訳は、ガラス代、取り付け費、出張費、そのほかに廃材処理費や駐車場代などとなります。
ガラス戸修理の費用は交換するガラスの種類、大きさ、厚さを基準にして決まります。ガラスが大きく厚みが増すほどに値段も上がっていき、そのほかに工賃や出張費、割れたガラスの廃材処理費などが加算されて費用が算出されます。ガラスの種類に関しては、フロートガラスやすりガラス、高機能ガラスなどがありますが、高機能ガラスと呼ばれるものがとくに値段が高くなるようです。
費用を安くするためのコツ
費用をできるだけ安く抑えたい方は、相見積りを取ることがおすすめです。3社ほどから事前に見積りを取りましょう。作業内容と費用を比較することで、作業に適当な料金相場を把握することができ、必要以上に高額な料金を支払ってしまう心配もなくなります。
依頼したときの流れ
ガラス戸の修理を業者に依頼する前に、ガラスの種類と大きさ、厚さ、サッシの種類などを伝えられるように確認しておきましょう。確認したら、業者に電話して修理の依頼をします。このときに大体の料金を確認しておくとよいでしょう。
業者が到着したら、状況を確認して作業内容と料金が提示されます。よく確認して納得したうえで作業を依頼してください。正式な依頼が完了すれば、ガラスの交換作業となります。作業が完了したら、ガラスの傷や汚れ、サッシの動きなどに異常がないかを確認し、清算となります。
作業をどこに依頼すればいいのかわからないといった場合は、弊社にご相談ください。多くの加盟店の中から、ご依頼に合った業者をご紹介させていただきます。事前無料見積りもおこなっており、見積り後のキャンセルも可能です。お気軽にご相談ください。
ガラス戸を修理・交換【おすすめの種類を紹介】
ガラス戸のガラスにはさまざまな種類があります。修理・交換する際に今までと違ったガラスをえらんで、雰囲気を変えることもできます。
また、割れにくいガラスや耐熱性の高いガラスなどの機能性ガラスに変えると、今までより安全で快適な生活ができるかもしれません。ここではおすすめのガラスの種類をご紹介します。
フロートガラス
フロートガラスとは、一般的な透明のガラスのことです。私たちがよく目にするのはフロートガラスになります。厚みは2ミリメートルから19ミリメートルまで種類があり、強化ガラスや防音ガラスなどもこのフロートガラスを加工して作られたものです。
カットや加工がしやすく、厚みも豊富なためガラス自体は5,000円ほどからと比較的安価に施工できます。また、一般的なガラスのため、ガラス業者も在庫を常備していることがほとんどです。価格を抑えたい、早く修理してもらいたいといった場合はフロートガラスがおすすめです。
すりガラス
すりガラスは、透明なガラスの片面を砂や金属ブラシなどで傷を付け、不透明にしたガラスです。光を取り入れながら、視線はさえぎるため、家の中の間仕切りなどによく使われています。ただし、水に濡れると透明度が増してすりガラスの目隠し効果が薄れてしまうため、お風呂場などで使用するのは避けたほうがよいでしょう。
基本的なものはそんなに高くはありませんが、強度を高めたすりガラスは少し値段が上がります。大きさにもよりますが、透明なガラスよりも2,000円ほど高くなることが多いようです。普通のすりガラスは強度が高くないため、室内の戸ガラスにおすすめです。
高機能ガラス
高機能ガラスとは、断熱や防音、防火などに効果があるなど、特別な性能をもったガラスです。結露なども抑えられることができるためリフォームなどをする場合に、より快適な暮らしを求める場合は高機能ガラスが最適です。ただ、性能がいいぶん値段も高く、施工費用も上がります。高機能ガラスですと、ガラス自体で大体20,000円ほどからになり、ガラスの大きさや機能性によって値段も変わります。ガラスの機能が高いと、交換の費用も高くなるので注意しましょう。
障子用ガラス
障子用ガラスとは、上は透明で下は目線をさえぎるように途中からぼかしが入っている和風のガラスです。ぼかしの中に絵柄が入っていることも多く、和室によく合うガラス戸です。
和室の雰囲気を崩さずに、ガラス戸を取り入れたい場合はおすすめです。ただ、障子用ガラスは薄く割れやすいものが多いため、お子さんがいらっしゃるご家庭などでは注意が必要かもしれません。
部屋に合ったガラス戸がわからない、といった場合は業者に相談してアドバイスを受けることもできます。ガラスの種類もたくさんありますので、より快適で理想に近いお部屋作りのためにも、専門の知識をもったガラス修理業者にご相談ください。
弊社でも、ご意向に沿ったご提案ができる業者をご紹介させていただきます。お部屋に合ったガラス戸をご提案させていただきます。また、事前見積りも無料で承っており、お見積り後のキャンセルも可能です。ガラス戸を修理される際はお気軽にご相談ください。
愛車のフロントガラスにヒビが入ったとき、どのように対処するのが正解でしょうか?「すごく小さいヒビだし問題ないだろう」と考えるかもしれませんが、自動車はスピードを上げて走るので、ちょっとの傷でも風によって拡大してしまいます。そのままでは視界が悪く事故を引き起こすことも。ヒビがあると車検に通らないこともあるようです。
フロントガラスはその分厚さと丈夫さで走行中の安全を守ってくれるとても重要な存在です。だからこそ、傷がついたときにはいくら小さくてもきちんと直す必要があります。早めに対処しておけば修理費用も最小限に抑えられます。
この記事では、フロントガラスのヒビが入ったときの対処方法や予防方法などをご紹介します。「ヒビが入っちゃったけれど、対処どうしよう?」とお悩みの方は必見です!
フロントガラスにヒビが入った…
フロントガラスにヒビが入るトラブルは、案外よくあることです。どんなことが原因でヒビが入ってしまうのでしょうか?
フロントガラスは自分で補修することもできますので、高額な費用が嫌だという方は、自力でのリペアも考えてみましょう。
フロントガラスのヒビ、実は結構多いトラブルです
原因として一番多いのは「飛び石」です。車を走らせているときに小石がガラスに激突して傷がつくというもので、走行速度が速いほど石の威力も高まります。高速道路などではほんの数ミリの石でも数十センチのヒビが入ることもあるのです。
ほかには、洗車中にワイパーを倒して傷つける、ガラスが凍結して温度変化で割れてしまうといったケースもあります。
あまりに大きなヒビでなければ、自分で修理するのも可能
「走行中に石が飛んできた」「いつのまにかヒビが入っていた」といった場合も多いです。ガラスをまるまる交換するとなると数万~数十万かかってしまいますので、痛い出費です。
実は、小さなヒビなら自分でも直すことができるんです!もちろんガラスのプロに対応してもらったほうが仕上がりも安全性もよいでしょう。しかし、費用を払うのが嫌だからとヒビを放置してしまうくらいなら、自分でリペアを試すほうがはるかに安全です。
フロントガラスのヒビ、絶対に放置してはダメ!
フロントガラスのヒビ、ほんの小さいキズだからといって放置するのはNGです。そのままにしておくとヒビが拡大しますし、事故の危険性が高まってくるからです。走行中は交通事故など常に危険があるからこそ、安全第一に考えなければなりません。
また、費用の面からも早め早めの修理がおすすめです。小さいほど安く修理できますが、ヒビが拡大すれば費用は5倍、10倍に跳ね上がってしまうこともあるのです。
フロントガラスのひびを自分で修理する方法
フロントガラスのヒビは、小さなものなら自分でも直すことができます。自力でも直せる目安は、【500円玉硬貨以下のヒビ】です。
ここからはリペア用の道具を使った補修方法をご紹介します。3ステップで簡単ですので、できそうだと思ったら試してみましょう。リペアキットは通販やホームセンターでも購入可能で、比較的安価に手に入ります。
1.ヒビの周りとフロントガラス全体をきれいにする
フロントガラスを乾拭きします。水拭きするとレジン液がしっかりと密着しなくなるので、必ず乾いた布を使ってください。
傷の部分にホコリや砂が入っている場合は、針やつまようじなど先のとがったもので取り除きます。その後、ヒビの周りをマスキングテープで覆いましょう。
2.ヒビに補修液を流し込む
フロントガラスのリペア専用のUVレジン液を注入して、欠けた部分を埋め合わせます。
リペアキットの中に入っている台座をヒビの部分にセットし、台座にレジン液を入れます。レジン液が溢れてしまったときは周囲を拭きます。その後台座を外します。
3.ヒビに保護フィルムを張る
最後にレジンを注入した部分の上に保護フィルムを丁寧に貼ります。
レジンはしばらく放置しておくと、透明に硬化します。日光が当たる場所ではすぐに固まってしまいますので、夏場は日陰での作業がおすすめです。逆に真冬の低気温の日にはなかなか硬化しないので、できるだけ日差しのよい場所を選びましょう。
硬化しきったらフィルムを剥がし、余分に付着している補修液をカミソリなどを使ってキレイに取り除きます。
フロントガラスを守る方法もチェック!
補修の方法が分かっていれば次にヒビが入ったときも安心ですが、一番うれしいのはガラスにひびが入らないことですよね。
ガラスにヒビを作らない予防策を2つご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
・砂利道での走行はスピードに注意を
走るスピードを意識して、リスクを少しでも減らしましょう。
小石でもスピードが上がれば非常に危険なものと化します。山道など地面がガタガタとしていて小石が転がっているような場所では、とくにスピードに気を付けるべきです。
・カバーや解氷剤を使用する
ガラスは急な温度変化に弱いので、カバーなどを使って温度変化を極力減らすことも重要な対策です。30度、40度というような暑い夏場は車用のガラスカバーを使うとおすすめです。
冬にはガラスが凍結すると毎回熱湯をかけて溶かしているという方もいるでしょう。しかしその方法ではガラスは急な温度変化にさらされます。そのため、解氷材などの商品を使うようにしましょう。
大きなヒビが入った場合は、業者に頼ろう!
大きな障害物がガラスにぶつかったり、ほんの小さなヒビだからと放置したりすると、大きなヒビに発展してしまいます。リペアキットでの補修ができるのは500円玉ほどの大きさまでです。それ以上のサイズなら、業者に任せましょう。
業者に依頼する際には誰しもが「ちょっとでも安く、安心できる業者はどうやって選ぶべき?」という疑問を抱きます。ここからは3つの業者選びのコツを伝授します。
・複数の業者から見積りをとる
何よりも大事なのは、見積りを依頼することです。複数の業者に見積りを依頼することを「相見積り」と呼びます。相見積りをとることで業者ごとの費用の違いが明確に分かり、作業内容や費用の相場も確認することができます。
費用はヒビの状況や自動車のメーカーなどによって左右されるため、見積りなしで費用を予測するのは難しいです。業者に直接尋ねるのが一番手っ取り早くかつ正確ですので、ぜひ利用してみてください。
・見積内容は明確になっているか
見積りをもらったら、内相が詳細に書かれているかを確認しましょう。
費用がとても安くても修理方法が明記されていなかったりすると、雑な修理で済まされてしまったり、あとで追加料金を請求されてしまったりといったトラブルが起こるかもしれません。
詳細まできちんと明記された見積書は、業者が対処方法とどの程度の修理が必要なのかをしっかりと把握しているという表れとも言えます。
見積書の中で分からないこと、不可解なことがあったら、業者に質問してみるのもよいでしょう。
・実績があるかどうか
いままでどれくらいガラス交換・修理をしてきたのかという点もとても重要です。今までの経験を活かして修理をすることができる業者は、その分失敗なくキレイに補修してもらえる可能性が高いということ。とくにフロントガラスの修繕を経験したことがあるかに注目しましょう。
実績は業者のホームページに掲載された「施工例」などで確認することができます。また、実際に利用したお客様からの口コミもリアルな感想を知ることができるので見てみるとよいでしょう。
まとめ
フロントガラスにヒビが入ったとき、できるだけ早く対処することが大切だとおわかりいただけたでしょうか?ヒビがあると視界が悪く、放置するとヒビが広がってケガや事故のリスクが高まります。
リペアキットを使った簡単な修理方法もありますので、ヒビの大きさを確認して試してみましょう。さらに、運転スピードに気を付けるなどしてヒビ予防することも大切です。
ヒビが大きい場合はガラスのプロに任せる必要がありますが、依頼を決める前に安心できる業者かを見極めることが大切です。相見積りや実績を確認して、「ここならきちんと対応してくれそう」と思える業者を見つけてくださいね。
テーブルに少しものを強く置いただけで、ぶつけたはずみで、落としただけで。ガラスというものとても繊細なものです。とはいえ、割れたりしたならまだしも少しの傷で取り替えたりするのはもったいない。
そこで今回は、自分でできるガラスの傷の補修方法やガラス修理交換業者の探し方をお伝えします。家族の大切なガラス製品を傷つけてオロオロしているかたや、普段使っているガラステーブルの傷が目立ってきたと思っているかたは必見です。
ガラスの傷の補修法
ここでは、ガラスの傷の補修方法と注意事項をご紹介します。
補修できるのは5ミリ以内の傷まで!
5ミリより深い傷はガラスの強度に影響を及ぼすおそれがあるので、自分で補修できません。業者に依頼しましょう。他に業者に依頼すべき傷に関しては、窓ガラスなどの大きな傷・ヒビの正しい対処法をお読みください。
歯磨き粉を使ったガラスの傷補修
- 清潔な布に歯磨き粉を適量付けます。このとき使用する歯磨き粉は、絶対に研磨剤が入っているものを使います。ホワイトニング用がおすすめです。
- 傷の部分を磨きます。
- 湿らせた布で歯磨き粉を拭き取ります。
これを、傷が目立たなくなるまで繰り返します。
アンモニア水を使った傷補修
- 水500mlとアンモニア水15mlを混ぜます。アンモニア水は薬局などで売られています。
- 柔らかい布に1を湿らせ、円を描くように傷をこすります。
- アンモニア水を拭き取ります。この際、水拭きは不要です。
これを、傷が目立たなくなるまで繰り返します。
リペアキットを使った傷補修
車のフロントガラスなら、ガラスリペアキットを使うのも一つの手です。特に酸化セリウムが入ったものがおすすめです。酸化セリウムはガラスとの相性が良く、研磨中に化学反応を起こし表面をなだらかにします。
IHクッキングヒーターのガラストップの傷補修
毎日使うIHクッキングヒーターですが、ガラスの傷が擦り傷程度なら使用しても問題ないものもありますが、割れた状態で使用するとケガをしたり、故障・火災の危険性もあります。擦り傷が大きくなって割れてしまう可能性もなくはありません。
ここでは、IHクッキングヒーターの傷の補修方法をお教えします。
- IHクッキングヒーターを十分に冷ます。
- 重曹と水を混ぜ合わせ、プリンくらいの軟らかさにまで調整します。このとき、硬すぎると余計に傷をつくってしまうおそれがあるので気を付けてください。
- 柔らかい布に2を付けて、傷に対して円を描くように磨きます。
- 柔らかい布で、IHクッキングヒーターに刷り込んだ2をきれいに拭き取ります。
- 未使用の布で、IHクッキングヒーターが乾くまで拭きます。
窓ガラスなどの大きな傷・ヒビの正しい対処法
上記であげたのは小さな傷の対処法です。窓ガラスなどにできた傷やヒビはどう対処すればいいのか。また、自分で補修するのではなく業者に頼むべきポイントは何なのかを説明します。
こんな場合はガラス修理業者に依頼を
- (たとえ小さい傷でも)上記であげた方法を試しても傷が消えない、もしくは悪化した。
- 5ミリより深い傷。
- ヒビや割れなど、傷以外の損傷がある。
- 高価、古い、壊れやすいガラス製品。
- 荷重に耐えなければならない製品、建造物。
- どうしてもきれいに仕上げたい場合。
- 自分で傷を消す自信がない。
プロ用の機材を使ってガラス補修する方法
プロ用の器材なんてそもそもあるのかとお思いの方もいらっしゃるかと思いますが、実は家具店やホームセンターで販売しています。店員に相談し、傷の状態や傷ついたものにあった機材をすすめてもらいましょう。
プロが使うガラス用機材のなかには、水と混ぜるとペースト状になり、そのペーストを傷にこすりつけて傷を目立たなくさせるという製品があります。プロ用の製品なので、よく取扱説明書を読んで使用しましょう。
コーキング剤で応急処置
そもそもコーキング剤とは、隙間を埋めるための充填材であり防水性や気密性をあげるためのものです。コーキング剤をガラスのヒビに埋めれば接着され、ヒビが抑えられます。コーキング剤使用後の上からガムテープを貼れば、強度が上がります。
しかし、コーキング剤は固まるのに時間がかかるので、完全に乾くまで待ちましょう。
ガムテープや保護用シールで応急処置
窓ガラスのさらなる割れや破片が落ちたりするのを防ぐには、ガムテープや保護用シールをヒビや傷の上から貼ります。また、このときのガムテープは布タイプを選びましょう。ただ、この方法は業者が来るまでの応急処置であり、長期間は補強しておけません。
傷・ヒビ・割れに強いタイプのガラスとは
傷・ヒビ・割れに強いガラスを選べば、そもそも傷の補修の必要が少なくなります。傷等に強いガラスを紹介させていただきます。
強化フロートガラス
フロートガラスとは普通の透明ガラスのことです。強化フロートガラスとはその名のとおりフロートガラスを強化したもので、その耐久性は通常のフロートガラスの3~5倍ほどあるとされています。
ケミカル強化ガラス
ケミカル強化ガラスとは化学強化で強度を増したガラスのことで、その強度はフロートガラスの5倍以上ともいわれています。たわしやビスでひっかいても全く傷つかないうえに、カッターでひっかいてもうっすらとしか傷が付きません。
レオフレックス
レオフレックスもケミカル強化ガラスと同じで化学強化で強度を増したガラスです。大きな違いはそのしなやかさであり、ガラスは通常数百度の熱を加えなければ曲げられません。
レオフレックスは常温で曲げることが可能なのです。もちろん強度もよく、カッターでひっかいても薄い傷しかつきません。
窓ガラスや、ガラステーブルを傷から守る方法
上記で傷等に強いガラスをあげましたが、普通の窓ガラスやガラステーブルを買うのにいちいち材質なんか見ていられないというかたに朗報です。市販の窓ガラスやガラステーブルでも傷から守る方法がありますのでご紹介します。
テーブルクロスを置く
テーブルクロスを置けば、ガラスの表面にものを置いたりしてもクロスが下敷きになるので傷を防げます。また、ビニール製の透明なものから柄物など、さまざまな種類があります。お部屋の雰囲気に合わせて使いましょう。
窓ガラス用フィルムを使う
窓ガラス用のフィルムを使えば、飛散や傷防止のほかにも防犯対策やUVカット機能の付いたものもあります。窓フィルムをうまく貼らないと気泡ができてしまうので、へらなどをうまくつかって貼りましょう。
予算内で収まる!ガラス修理交換業者の探し方
ガラスの修理は、ものよってはとても大がかりになるものもありますし、日数がかかるものもあります。そうなると費用も安いものではありません。また、ガラスの種類によって対応の有無も変わっていきます。そこで、ガラス修理交換の比較サイトを活用しお値打ちな価格でガラスの修理交換を業者に頼みましょう。
まとめ
ガラスの傷はものを直さなくてはいけないという手間以外にも、ケガや破片を誤って飲み込んでしまう危険性もあります。そして、誤った判断で傷を消そうとしてしまうと、傷が消せないどころか傷を悪化させてしまうおそれがあります。
傷の大きさや深さヒビや割れの有無などを見極め、自分で対応するか業者に任せるかを判断しましょう。
今までなんの問題もなかったガラスが、ある日突然ひび割れを起こすことがあります。突然、ガラスにひび割れが起こると驚いてしまいますよね。
突然ガラスがひび割れを起こすのには、いくつかの原因があります。この原因を知っておくことで、原因に合わせてガラスがひび割れを起こさないように予防策を取ることが可能です。
そこで、この記事ではガラスがひび割れを起こす原因やひび割れを起こしたときの応急処置の方法、ガラス業者に修理を依頼したときにかかる費用相場などについてご紹介します。
知らない間にガラスにひび割れが……どんな原因が考えられる?
ガラスのひび割れが起きるのには、いくつかの原因が考えられます。また、それぞれの原因によって予防法が異なっているため、ガラスのひび割れが起きた原因を正しく理解しておくことが大切です。以下に、ガラスのひび割れが起きやすい3つの原因をご紹介します。
【原因1】熱割れ
熱割れとは、ガラスの中心と周縁部の温度差によって、ガラスにひび割れが起こる現象のことです。たとえば気温の低い時期、ガラスの中心部は日光が当たることで温められます。しかし、サッシなどに隠れて日光の当たらない周縁部は冷えたままなため、熱割れが起こってしまうのです。
熱割れを予防するためには、ガラスに部分的な温度差が起こらないようにすることが大切です。そのため、結露が起きていたらこまめに取り除いたり、洗濯物などでガラスに部分的な影を作ったりしないようにしましょう。
【原因2】経年劣化
とくに問題なくガラスを使用していたとしても、ガラスの経年劣化によってひび割れが起こるおそれがあります。ガラスは、そのまま使っていても劣化していきますが、紫外線にさらされ続けたり、温度差が起こりやすい場所に設置されていたりしても、劣化してしまうのです。
ガラスが劣化してくると透明な色から白色にガラスが変色するため、ガラスが白色になってきたと感じたら、経年劣化しているおそれがあるでしょう。その場合は、ひび割れが起こる前に新しいガラスへと交換するのがおすすめです。
また、ガラスの経年劣化を防ぐために、すだれで紫外線にさらされにくくしたり、エアコンの向きを変えてガラスに温度差が起きにくくしたりするとよいでしょう。
【原因3】飛来物
ガラスに子どもがおもちゃを投げたり、台風などでものが飛んできたりすることで、ひび割れが起きてしまうことがあります。こういった飛来物によるガラスのひび割れは、突然起こることが多いため、防ぐことが困難です。
予防策としては、子どもをガラスの近くで遊ばせないようにしたり、台風のときは一時的にガラスにダンボールを貼ったりするのが効果的でしょう。
また、強化ガラスに交換することで、ガラス自体を衝撃に強くして割れにくくすることもできます。強化ガラス以外にも、熱割れに強い耐熱ガラスなどもあるので、状況に合わせてガラス交換をおこなうのがよいでしょう。
弊社にご連絡いただければ、ガラスのひび割れ修理や新しいガラスへの交換が可能な業者をご紹介いたします。強化ガラスや耐熱ガラスといった特殊なガラスへの交換も可能ですので、お気軽にご連絡ください。
ガラスのひび割れは放置せずに応急処置をしよう!
ガラスのひび割れをそのまま放置すると、ガラスの強度が落ちて突然全体が割れてしまうおそれがあります。そのため、ガラスにひび割れが起きたときは、放置せずに応急処置をおこないましょう。ガラスのひび割れに有効な応急処置は、以下のとおりです。
【方法1】テープで補修する
ガラスのひび割れ部分に、テープを貼って補修することができます。方法もガラスのひび割れ部分に沿ってテープを貼っていくだけなので、簡単におこなうことが可能です。補修に使用するテープは、日光や結露で粘着力が落ちないように、熱と水に強いアルミテープがおすすめです。
【方法2】接着剤で補修する
ガラス用の接着剤を使って、ひび割れ部分を補修することができます。方法も簡単で、ガラスのひび割れ部分に接着剤を付けるだけです。また、テープで補修する方法と比べて、ガラス用の接着剤であれば、自然な見た目で応急処置をおこなうことが可能です。
ガラス用の接着剤は、通販やホームセンターなどで購入することができます。ガラス用の接着剤を購入するときは、仕上がりが透明になるものを選んでおくと、接着剤が目立たないのでおすすめです。
【方法3】ガラスフィルムで保護する
ガラスのひび割れ部分のみだけではなく、ガラス全体を補修したいという場合は、ガラスフィルムを使うのがよいでしょう。ガラスフィルムをガラスに貼ることで、ひび割れの応急処置としてだけでなく、ガラスが割れてしまったときの飛散防止や、紫外線をカットする効果が期待できます。
ガラスフィルムは、通販やホームセンターなどで購入することができます。また、ガラスフィルムの種類によっては、ひび割れが目立たないように模様が入っているものもあるので、見た目が気になるという方は、模様入りのものを購入するとよいでしょう。
窓ガラス付近の風よけの対策も忘れずに!
ひび割れの応急処理が済んだら、これ以上ひび割れが大きくなる前に、窓ガラス付近の風よけ対策もおこないます。ガラスのひび割れは、風が当たることでガラスに負荷がかかって、さらにひび割れが大きくなったり、割れてしまったりするおそれがあるのです。
そのため、ガラスに風が当たらないようにダンボールを貼ったり、雨戸を閉めたりして風よけ対策をおこなっておきましょう。
ガラスのひび割れを放置するとどうなる?
ガラスのひび割れを放置すると、突然ガラス全体が割れてケガをするおそれがあります。また、割れたガラスが家財などに当たって、傷がついたり、壊れたりしてしまうことも考えられます。
そういった事態を起こさないためにも、ひび割れを応急処置だけで済ませるのではなく、ガラス業者に相談して、新しいガラスに交換するか修理してもらうようにしましょう。
弊社にご相談いただければ、依頼者のご要望にあわせてガラスの修理や交換が可能な業者を手配いたします。ガラスのひび割れでお困りの方は、ぜひ弊社までお気軽にご相談ください。
ガラスのひび割れ修理にかかる費用相場
ガラスのひび割れをガラス業者に依頼して修理する場合、業者によって費用が異なります。ここからは、業者にガラスのひび割れ修理を依頼したときにかかる費用相場や、保険が適応されるケースなどについてご紹介します。
ガラス修理にかかる費用の相場
業者にガラス修理を依頼した場合にかかる費用相場は、業者によって異なるだけではなく、ガラスの大きさや種類などによっても異なるのです。ここでは、一般的な家庭で使われることの多い、3つのガラスの大きさでの費用相場をご紹介します。
- ガラスの大きさが90cm×90cm:10,000円~16,000円程度
- ガラスの大きさが90cm×120cm:13,000円~20,000円程度
- ガラスの大きさが90cm×180cm:16,000円~30,000円程度
上記の費用相場は、ガラスの種類や厚みなどによっても異なるため、より詳細な費用相場を知りたい場合は、業者で見積りを取って確認しましょう。
保険が適応されるケースもある
ガラスの修理や交換にかかる費用は、条件次第で保険が適応されるケースがあります。以下に、ガラスの修理や交換で保険が適用されるケースについてご紹介します。
・風災補償
台風の影響で飛来物がガラスに当たって割れたり、雪が落ちてきてガラスが割れてしまったりした場合、風災補償の対象となるため、保険を適応してもらうことが可能です。風災補償とは、火災保険に加入している人が受けることができる、補償サービスのことです。飛来物による被害だけではなく、強風によるガラスの破損にも対応しています。
・盗難補償
盗難補償とは、火災保険のオプションとして設けられていることの多い補償サービスです。空き巣などにガラスを割られてしまった場合に、ガラスの修理費用が適応されます。業者によっては、最初から盗難補償がついている場合もあるので、電話などで保険会社に確認しておきましょう。
・そのほかの補償
台風や空き巣などの被害ではなく、不注意や熱割れなどによってガラスの修理が必要となった場合は、各保険会社のプランによって補償されるかどうかが決まります。そのため、自分が加入している保険会社に電話などで、保険が適応されるかどうか確認しておきましょう。
免責金額に注意しよう!
保険の適応条件を満たしていたとしても、免責金額によっては、保険が適応されない場合があります。免責金額とは、保険に加入する際に設定される自己負担金額のことで、この設定されている自己負担金額が修理費用よりも高い場合、補償を受けることができません。
また、補償金額は、ガラスの修理にかかる費用から免責金額(自己負担金額)を引いた額となっています。そのため、ガラスの修理費用を保険で保障する場合は、事前に免責金額がいくらに設定されているのか、自分が加入している保険会社に電話などで確認しておきましょう。
もし、保険に加入していないという場合は、弊社にご連絡ください。弊社にご連絡いただければ、多数の加盟店の中から依頼者のご予算に合わせたガラス修理が可能な業者をご紹介させていただきます。お電話によるお問い合わせは24時間365日受け付けておりますので、お気軽にご連絡ください。
窓ガラスが割れる原因としては3つあり、経年劣化・自然現象・強い衝撃をうけたときです。また、ガラスに傷があると強度が落ちてしまい、割れやすくなります。小さな傷でも見落とさずに対処することが重要です。
この記事では、窓ガラスが割れる原因だけでなく、自分でできる予防策の解説もしています。もし窓ガラスが割れてしまったときには、焦らずに対処することが大切です。応急処置の方法も紹介していますので、いざというときにお役立てください。
窓ガラスが割れる3つの原因とその防止方法
窓ガラスが割れる原因は3つあります。それぞれの原因別に予防する方法も紹介していますので、ガラスが割れるのが心配という方は取り入れてみてください。
【1】衝撃で割れる
強風や台風などによって飛んできたものがガラスに当たると割れてしまいます。また、公園やグランドの近くであると野球のボールなどが飛んできて割れてしまうこともあります。
ガラスが衝撃で割れてしまうことに対しては、雨戸を閉めたり、強度の高い強化ガラスに交換することで対策できます。強化ガラスは、割れてしまっても通常のガラスのように鋭利にならず粒状となるため、ケガの予防にもなります。
【2】熱割れや季節の影響で割れる
ガラスは熱をもつと膨張する特性があります。冬の冷えているときに、窓ガラスに日光が当たり膨張すると、サッシに触れている冷えた部分だけは膨張についていけなくなり、割れが起きてしまうことがあるのです。
熱割れを予防するには、ガラスとサッシの温度差をおさえることが大切です。家具やカーテンが直接触れないようにしたり、冷暖房の風が直接当たらないようにすることも効果的です。
また、豪雪地帯では降り積もった雪の重さによって建物がゆがみ、窓ガラスが割れてしまうということもあります。雪は1立方メートルあたり150キログラムにもなります。
さらに積もる雪の重さにより圧縮されると500キログラムを超えることもあるのです。雪が積もらないように屋根の形を工夫したり、雪下ろしをするなど対策が大切です。
【3】経年劣化によって割れる
窓ガラスは長い期間屋外にさらされています。ごみや砂ぼこりなどによって付いた傷によって、耐久性が下がってくることがあるのです。大きな衝撃でなくても、割れが起きてしまうことがあります。また、日光があたることによって膨張を繰り返すことや、紫外線で日焼けがおこることも劣化の原因となります。
金網の入ったタイプの窓ガラスでは、金網にサビが発生し、サビの膨張に耐えきれなくなったガラス部分がわれてしまいます。劣化は仕方のないことです。窓ガラスが古くなったと感じたら、定期的に交換しておきましょう。
割れる以外に「穴が開く」ことも!
ガラスに穴が開いた場合には、自然現象ではなく人が故意に開けたおそれがあります。泥棒が侵入しようとアイスピックをもちいて小さな穴をあけ、そこから器具を通して窓を開けることがあるのです。不自然な穴があるときには注意してください。
侵入を防ぐためには、防犯ガラスへの交換を検討してみてください。特殊フィルムが邪魔をして穴を開けられるのを防ぐことができます。
ガラスの劣化や小さな傷への応急処置
ガラスの劣化や小さな傷はガラスが割れやすくなる原因になります。そうなった場合、割れないように丁寧に扱うのはもちろん、できるだけ劣化を抑えたり、割れたときの被害を抑える工夫が必要です。劣化や小さい傷を見つけたときに自分でできる対処法をまとめましたので参考にしてください。
ガラスの劣化の対処法
長い期間ガラスを使っていると、ガラスの成分の変化によって曇ってきたり、砂ほこりなどによって傷がついてきたりします。網入りガラスの場合には、サビが出てくることもあります。こういった劣化のサインが見られたら、以下の点に気をつけましょう。
・ガラスに負担をあたえない
ガラスが劣化している場合、割れが起きないようにガラスに負担をかけないことが大切です。ぶつかったり、乱暴に窓を開けたりすると割れの原因となってしまいます。また、冷暖房が直接当たるのも熱割れにつながりますので、直接当たらないように心がけてください。
・日光から守る
直射日光からガラスを守るために「すだれ」を垂らしておくことが効果的です。熱による膨張や紫外線による日焼けを防ぐことができます。
・ガラスフィルムを貼る
気をつけていても、ガラスが割れるときは割れてしまいます。しかし、ガラスフィルムを貼っていれば、割れたとしても破片が飛び散ることがないため、ケガを防ぐことが可能です。飛散防止だけでなく、最近では断熱性を高める機能や結露を防ぐ機能の付いたフィルムもあり、張るだけで機能性を高めることができるのでとても便利です。
小さな傷ができたときの対処法
窓ガラスに小さな傷ができたときには、磨いたり埋めたりすることで傷を目立たせないことができます。
・歯磨き粉でみがく
極小サイズの傷であれば、歯磨き粉にはいっている研磨剤によって傷を削って目立たせないことができます。乾いた布に歯磨き粉を付け、傷をこすって磨きます。磨いた後は、濡らした布で歯磨き粉を拭き取ったら完了です。
・酸化セリウムで補修する
酸化セリウムはガラスの研磨をするのに適しているため、ガラスリペアセットとして手に入れることができます。酸化セリウムはガラスと化学反応することで傷の補修ができるため、とてもきれいにできますよ。
これらの方法は、傷が小さかったり、割れが起きていない状態の対処法となります。使用していくうちに傷が大きくなってきた場合には、割れる前に業者に相談しておきましょう。
割れにくいガラスとは?ガラスの種類と特徴
劣化したガラスは割れるおそれがあるため、交換しなければなりません。窓ガラスとひとことでいっても、さまざまな種類のガラスがあります。窓ガラスとして使用されることの多い代表的なガラスの種類を紹介します。種類によって割れにくかったり、防犯機能があったりと特徴がありますので、みていきましょう。
フロートガラス
フロートガラスはよく窓ガラスとして使われている透明なガラスです。様々な厚みが用意されていますが、窓ガラスとして使われているのは3~6ミリほどの厚さの物を使用します。
網入りガラス
透明なガラスに金網が入っているガラスです。火災時にガラスが飛び散ることを防止する効果が期待されますが、割れにくいわけではありません。
型板ガラス
目隠し用としてトイレやお風呂に使われることがあるガラスです。ガラスに凹凸が付けられていることによって、ガラスを通して見るとぼやけて見えます。
強化ガラス
フロートガラスを熱したり冷却したりして強度を高めたガラスです。通常のフロートガラスの3~5倍の強度をもち、割れたとしても粒状になるためケガをしにくいでしょう。
防犯ガラス
防犯ガラスでは、2枚のガラスの間に樹脂膜を挟んでいるため、ガラスが割れても樹脂膜によって穴が開かないようになっています。ガラスの厚みは6.7ミリメートルほどから30ミリメートルほどまであります。
複層ガラス
2枚のガラスを使っており、すき間に空気やガスなどをいれることによって断熱や結露の防止といった効果が得られるのが複層ガラスです。断熱性が高く、冷暖房効率を高めることができることから人気があります。ただし、2枚の温度差によって熱割れを起こしやすいという特徴があります。
防犯複層ガラス
複層ガラスのガラスの強度を上げ、さらに樹脂膜を挟むことで破壊されにくくなったガラスです。空気やガスの入る隙間も空いているため、厚みは30ミリメートルほどあります。断熱や結露のほかに防犯対策の効果も期待できます。
窓のガラスは住む場所や求める性能で選ぼう!
ひとくちに窓ガラスといっても、前章で紹介したようにさまざまな種類があります。子ども部屋はぶつかっても割れにくい強化ガラスにしたり、トイレやお風呂、または人通りのある道に面している場所は型板ガラスで目隠しというように使い分けることが可能です。
部屋の用途や環境に合わせてガラスを変えることで快適に過ごすことができます。ガラスを交換する際の費用、依頼先の決め方を解説していますので、参考にしてください。
また、賃貸住宅の窓ガラスを交換する場合は注意点がありますので、それについても解説します。
賃貸住宅の窓ガラスを交換する場合
賃貸住宅の窓ガラスの交換をする際には、まず管理会社や大家さんの許可が必要となります。契約によっては、退去のときに元のガラスに戻すことを求められることがありますので、交換の前に相談しましょう。
交換の原因が経年劣化によるものである場合には、交換費用を管理会社が負担してくれることもあります。また、加入している火災保険が適応される場合もあります。ガラスの種類を選べない場合もありますが、それも含めてまずは相談してみましょう。
窓ガラスの修理や交換にかかる費用
ガラスの交換には、ガラス本体の代金と作業費、出張費がかかります。通常のフロートガラスであれば相場は15,000~20,000円ほどです。しかし、窓の大きさやガラスの種類によっては、交換するだけで100,000円を超えることもあります。
もともと設置してあったガラスと同じ厚みのガラスに交換するときには、サッシや窓枠などをそのまま使用できます。しかし、厚みが変わる場合はサッシや窓枠の交換も必要となります。サッシや窓枠の交換費用の相場は、100,000~200,000円ほどです。
窓ガラスの修理や交換を依頼できるところはどこ?
窓ガラスの交換を依頼するには、ガラス屋やガラス業者に依頼することになります。いつもお世話になっている近くのガラス屋さんがあれば、安心して依頼することも可能です。
しかし、近くにガラス屋があるのか分からない場合や、ガラス屋が定休日ですぐに対応できないという事態のときには、困りますよね。
ガラス修理お助け隊では、ご相談にあった業者の紹介をおこなっています。電話受付は24時間365日おこなっているので、急にガラスが割れたときにもご連絡いただけます。現地での調査は無料ですので、ガラスの大きさや種類を確認し、その場で費用の見積りができるので安心です。加盟店によって対応方法は異なりますので、詳しくはご相談ください。
まとめ
窓ガラスが割れる原因としては、衝撃を与えられてときと気温の変化、劣化などがあります。ガラスにヒビや傷がついてしまうと割れやすくなってしまいますので、ケガなどがないようにはやめの交換をおすすめします。
ひとくちにガラスといっても、その種類はさまざまです。よく窓ガラスに使われるフロートガラスから、強化ガラス、複層ガラスとガラスによって機能性が異なります。部屋の用途にあわせたガラスにすることでより、過ごしやすい環境を作り出すことも可能です。ガラスの交換をするときには、ぜひガラスの種類も検討してみてくださいね。
ガラスの不具合があったときにどこの業者に依頼すればわからないというときには、弊社にお任せください。全国の加盟店のなかからお客様のお近くの業者を紹介いたします。ガラス修理でお困りのことがありましたら、お気軽にご相談ください。