割れたガラス戸の修理方法|DIYできる?業者費用とおすすめガラス
ガラス戸が割れたりヒビが入ったりした場合は、業者に修理を依頼することがおすすめです。自分で修理や交換をすると、割れたガラスでケガをしてしまうおそれがあります。
ただ、業者に依頼するにしても、気になるのは費用ですよね。自分で修理や交換ができるならなんとかしたいと思っている方も多いのではないでしょうか。ここでは、DIYでおこなうガラス戸の修理方法やDIYの注意点、業者依頼したときに費用について解説していきます。ぜひご参考にしてください。
目次
【DIY】ガラス戸修理は自分でできる?
ガラス戸が割れてしまった場合、自分で修理すれば、費用を安く抑えることができます。自分で修理を希望される方のために、ここではガラス戸のDIYの方法と注意点をご紹介します。
ガラス戸修理は難易度高め
ガラス戸の修理は自分でもできますが、割れているガラスを扱うため、注意が必要です。作業中にガラスの破損が大きくなって、割れたガラスで手を切ったり、破片が飛び散って目などに入ってしまったりするなどの予想外の大ケガをするおそれがあります。
また、ガラスを裁断したり接着したりするのには専門の器具や知識、技術が必要ですので、素人が簡単にできるものではありません。
基本的には業者に依頼することをおすすめしますが、ガラス戸のタイプによっては、自分で補修ができる場合もあります。シンプルな木製のガラス戸などであれば、取り外ししやすく、自分で修理できるかもしれません。
まずは、割れたガラス戸の構造をよくみて、自分で作業をおこなうことができるかを確認してみてください。ガラス戸を外すことが簡単で、枠とガラスを外す仕組みも簡単におこなえるようであれば、DIYが可能であるケースが多いです。ガラス戸の構造が複雑で外すことが困難な場合は、業者に依頼することをおすすめします。
ガラス戸をDIYしてみよう
ガラス戸の構造がつかめたら、実際のDIYの手順を確認していきましょう。必要な道具も用意してください。
【ガラス戸のDIYに必要な道具】
新しいガラス、ネジを外すためのドライバー、ガラスの大きさを調節するためのガラスカッターと定規、ケガを防ぐための軍手を用意してください。
【DIYの手順】
道具を用意したら、手順を確認して、作業をおこないましょう。
1.ガラス戸を外す
まずガラス戸を外しましょう。古い家屋の木製の建具の場合は、そのまま上に引き上げると外れることが多いですが、サッシに外れ止めが付いている場合は外しましょう。
外れ止めとは、サッシが簡単に外れて落下したりしないようにするための部品です。外れ止めはメーカーによって見た目や種類が違いますが、大体窓枠の上のほうにネジが付いていて、そのネジを回すと外せる仕組みになっています。
また、サッシの下の部分にも気圧ピースというレールとサッシの隙間を埋めるための部品が付いている場合があります。気圧ピースが付いていたら、ドライバーでネジを緩めて気圧ピースを上方向にずらしてください。サッシ1枚に、気圧ピースが左右2か所付いていますので両方ともずらしましょう。
外れ止めと気圧ピースを調節したら、ガラス戸を取り外してください。サッシを上に持ち上げても引っかかってうまく外せない場合は、戸車を調節しましょう。戸車とは、サッシの下に付いているタイヤのようなものです。
サッシの下側にネジが2つあるので、下側のネジを回して戸車がサッシの中に入るように調節してください。
2.ガラス戸から枠を外す
ガラスを外したら安全に作業ができる広い場所に置きましょう。置いたら、ガラス戸を固定している枠を外します。木枠の場合はビスなどでとめられていることが多いので、ドライバーを使ってネジを外してください。木枠以外のサッシの場合も、ガラスを固定しているネジを外してガラスを取り外しましょう。
3.新しいガラス戸を用意する
交換するガラスを用意します。割れたガラス戸と同じ厚みで同じ大きさのガラスを用意しましょう。サイズが違う場合は、ガラスカッターを使って切断してください。
4.新しいガラスを取り付ける
ガラス戸の枠に外したガラスを取り付けましょう。割れたガラスを取り外した部分には新しいガラスをはめ込みます。ガラスをはめ込んだら、ガラス戸の枠のネジを締めて固定してください。
5.作業終了
ガラス戸を元の場所にはめ込んだらガラス戸の修理は完了です。
不安な場合は業者に依頼がおすすめ
ガラス戸の修理は、危険をともないます。ガラスがはめ込まれた戸は想像よりも重量があり、持ち運ぶ際に重さに耐えきれずに落としてしまうことも考えられます。落とすとさらにガラスが割れて危険なため、体力に自信のない方や女性などが作業すると、思わぬ事故が起きてしまうおそれもあります。
作業に不安がある場合は、無理せずに業者に依頼することがおすすめです。道具やガラスを用意する手間もありませんし、何より安全です。
弊社でも経験豊富で安心できるガラス戸の修理業者をご紹介させていただきます。24時間365日電話受付をしておりますので、ガラス戸が割れて困ったら、お気軽にご相談ください。
ガラス戸修理を業者へ相談したときの費用相場
ここでは、ガラス業者の修理費用相場や修理費用を安くするためのコツ、依頼の流れをご紹介します。業者に依頼する際の、参考にしてみてはいかがでしょうか。
ガラス業者の修理費用相場
ガラス戸修理の費用相場ですが、5,000円~30,000円ほどと、かかる費用にかなりのひらきがあります。交換にかかる時間は大体30分から1時間程度のようです。費用の内訳は、ガラス代、取り付け費、出張費、そのほかに廃材処理費や駐車場代などとなります。
ガラス戸修理の費用は交換するガラスの種類、大きさ、厚さを基準にして決まります。ガラスが大きく厚みが増すほどに値段も上がっていき、そのほかに工賃や出張費、割れたガラスの廃材処理費などが加算されて費用が算出されます。ガラスの種類に関しては、フロートガラスやすりガラス、高機能ガラスなどがありますが、高機能ガラスと呼ばれるものがとくに値段が高くなるようです。
費用を安くするためのコツ
費用をできるだけ安く抑えたい方は、相見積りを取ることがおすすめです。3社ほどから事前に見積りを取りましょう。作業内容と費用を比較することで、作業に適当な料金相場を把握することができ、必要以上に高額な料金を支払ってしまう心配もなくなります。
依頼したときの流れ
ガラス戸の修理を業者に依頼する前に、ガラスの種類と大きさ、厚さ、サッシの種類などを伝えられるように確認しておきましょう。確認したら、業者に電話して修理の依頼をします。このときに大体の料金を確認しておくとよいでしょう。
業者が到着したら、状況を確認して作業内容と料金が提示されます。よく確認して納得したうえで作業を依頼してください。正式な依頼が完了すれば、ガラスの交換作業となります。作業が完了したら、ガラスの傷や汚れ、サッシの動きなどに異常がないかを確認し、清算となります。
作業をどこに依頼すればいいのかわからないといった場合は、弊社にご相談ください。多くの加盟店の中から、ご依頼に合った業者をご紹介させていただきます。事前無料見積りもおこなっており、見積り後のキャンセルも可能です。お気軽にご相談ください。
ガラス戸を修理・交換【おすすめの種類を紹介】
ガラス戸のガラスにはさまざまな種類があります。修理・交換する際に今までと違ったガラスをえらんで、雰囲気を変えることもできます。
また、割れにくいガラスや耐熱性の高いガラスなどの機能性ガラスに変えると、今までより安全で快適な生活ができるかもしれません。ここではおすすめのガラスの種類をご紹介します。
フロートガラス
フロートガラスとは、一般的な透明のガラスのことです。私たちがよく目にするのはフロートガラスになります。厚みは2ミリメートルから19ミリメートルまで種類があり、強化ガラスや防音ガラスなどもこのフロートガラスを加工して作られたものです。
カットや加工がしやすく、厚みも豊富なためガラス自体は5,000円ほどからと比較的安価に施工できます。また、一般的なガラスのため、ガラス業者も在庫を常備していることがほとんどです。価格を抑えたい、早く修理してもらいたいといった場合はフロートガラスがおすすめです。
すりガラス
すりガラスは、透明なガラスの片面を砂や金属ブラシなどで傷を付け、不透明にしたガラスです。光を取り入れながら、視線はさえぎるため、家の中の間仕切りなどによく使われています。ただし、水に濡れると透明度が増してすりガラスの目隠し効果が薄れてしまうため、お風呂場などで使用するのは避けたほうがよいでしょう。
基本的なものはそんなに高くはありませんが、強度を高めたすりガラスは少し値段が上がります。大きさにもよりますが、透明なガラスよりも2,000円ほど高くなることが多いようです。普通のすりガラスは強度が高くないため、室内の戸ガラスにおすすめです。
高機能ガラス
高機能ガラスとは、断熱や防音、防火などに効果があるなど、特別な性能をもったガラスです。結露なども抑えられることができるためリフォームなどをする場合に、より快適な暮らしを求める場合は高機能ガラスが最適です。ただ、性能がいいぶん値段も高く、施工費用も上がります。高機能ガラスですと、ガラス自体で大体20,000円ほどからになり、ガラスの大きさや機能性によって値段も変わります。ガラスの機能が高いと、交換の費用も高くなるので注意しましょう。
障子用ガラス
障子用ガラスとは、上は透明で下は目線をさえぎるように途中からぼかしが入っている和風のガラスです。ぼかしの中に絵柄が入っていることも多く、和室によく合うガラス戸です。
和室の雰囲気を崩さずに、ガラス戸を取り入れたい場合はおすすめです。ただ、障子用ガラスは薄く割れやすいものが多いため、お子さんがいらっしゃるご家庭などでは注意が必要かもしれません。
部屋に合ったガラス戸がわからない、といった場合は業者に相談してアドバイスを受けることもできます。ガラスの種類もたくさんありますので、より快適で理想に近いお部屋作りのためにも、専門の知識をもったガラス修理業者にご相談ください。
弊社でも、ご意向に沿ったご提案ができる業者をご紹介させていただきます。お部屋に合ったガラス戸をご提案させていただきます。また、事前見積りも無料で承っており、お見積り後のキャンセルも可能です。ガラス戸を修理される際はお気軽にご相談ください。
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